八代英輝弁護士 犬にかまれ12人ケガ、飼い主責任「自分が見ていられない時に庭に放すのは過失が大きい」
2024年02月08日 12:24
芸能
犬は確保され、県警は市内に住む飼い主の男性会社役員(62)から事情を聴いた。過失傷害の疑いもあるとみて詳しい状況を調べている。体長約130センチ、体高約60センチの2歳の四国犬で、首輪は付けていなかった。
八代氏は、飼い主の責任について「刑事責任では、過失傷害罪に問われる可能性があり、30万円以下の罰金または科料、民事責任としては、けがの治療費、慰謝料などを支払う責任がある」と説明。そして、「まさか(庭から)出るとは、思わなかったというそのまさかなんですけれども、普段はケージで飼っているということなんですけれども、自分が不在、あるいは見ていられない時に庭に放すのはかなり過失が大きい。犬は穴を掘ったり、人間が想像できない方法でいろいろ外に出たがるものですから、やはり飼い主の責任というのは大きいだろうなと思います」と自身の見解を述べ、「ですので、けがされた方が多くいらっしゃるので、誠意ある対応をしてほしいなと思いますね」と話した。