能登にゆかり 漫画「スキップとローファー」作者と講談社、被災地1000万円寄付 10巻で応援特版発売

2024年02月08日 12:30

芸能

能登にゆかり 漫画「スキップとローファー」作者と講談社、被災地1000万円寄付 10巻で応援特版発売
アフタヌーン編集部X(@afternoon_manga)から
 講談社が発行する漫画雑誌「アフタヌーン」編集部の公式SNSが8日、漫画家・高松美咲氏と協力し、令和6年能登半島地震被災地へ1000万円を寄付すると発表した。また、来月発売の10巻で「能登半島地震応援版」を発売し、この利益についても一部を寄付するとした。
 高松さんは、母の実家が石川県珠洲市にあり、漫画「スキップとローファー」の主人公・みつみの故郷である「鈴市凧島町」を、珠洲市から能登町にかけての地域をモデルにしている。同作の累計部数は220万部を突破し、マンガ大賞2020の第3位に選出。2023年5月には第47回講談社漫画賞総合部門を受賞し、昨年4月にアニメ放送が開始された。

 高松さんは震災を受け、今月1日に「能登半島地震から、1か月が経ちました。一体自分たちに何ができるのか、チーム『スキップとローファー』のみんなで考えています。決して十分な支援ではありませんが、アフタヌーン編集部、アニメ製作委員会から、私たちなりのアクションを順次発表していきます」と公表していた。

 この日、アフタヌーン編集部は「アフタヌーン編集部は高松美咲さんと話し合い、石川県の義援金口座に1,000万円を寄付することにいたしました」と発表。また、来月22日発売の「スキップとローファー」10巻では、みつみの故郷のモデルとなった石川県珠洲市の風景を描いたイラストを含む、ポストカード4枚が封入された能登半島地震応援版を同時刊行する。「こちらの利益が1,000万円を超えた場合、その分も後日寄付いたします」とした。

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