橋下徹氏 松本人志報道を受け性的同意の現行ルール説明「ルールが変わってきて、そこを本当は見ないと」
2024年02月08日 16:04
芸能
橋下氏は、刑法上の性的同意についての新たな認定について、「新しい刑法では、こういう状況の場合には相手の同意と見なされませんよというのが、8項目くらいある」と説明。「事態が予測不可能な場合とか、睡眠状態だった、お酒を飲んでいるか、仕事上の上下関係がある場合とか。そういう環境の下で、信頼関係がない相手と性行為をやっちゃいけませんよとルールが変わってきた」と付け加えた。法律の変更はここ10年ほどで議論の末に進んだといい、「女性に限らず、そういう同意のない性行為をされた人を救っていこうと、ルールが変わってきて、そこを本当は見ないといけない」と指摘した。
その上で、「性加害があったかなかったかじゃなくて、松本さんたちのそういう今までの飲み会での態度、振る舞いが、もう今ではダメだよと言われていることかどうなのか?過去にさかのぼって、全部アウトと言われるのは確かにキツいかも分からないけど」とし、「だからこそ、“ここまではやってしまいました。ここまでは事実です。ここまではやってしまいました。ここは注意しなければいけません”というのを、本当はきちっと言わなければいけないと思うんですけどね。性加害の有無の話は今、なくなってきているんです」と現状を解説した。
さらに橋下氏は、「男女の関係のルールが変わってきたということを、若い人たちに知らせないといけない。初対面でお酒の場とか、そういう時に初対面で男女の関係とか、今はダメだよと」と、性的同意を巡る現行ルールを周知する必要性を訴えた。
松本は昨年12月27日発売の同誌に報じられた記事内容が事実に反しており、名誉を傷つけられたとして、同誌を発行する文芸春秋社などを相手取り、損害賠償と訂正記事の掲載を求める訴えを東京地裁に起こしている。松本は裁判に注力するため、芸能活動を休止している。