「のだめ」漫画家・二ノ宮知子氏 「やっと作家に届く心からの声が…」 小学館「編集者一同」声明に

2024年02月08日 19:19

芸能

「のだめ」漫画家・二ノ宮知子氏 「やっと作家に届く心からの声が…」 小学館「編集者一同」声明に
二ノ宮知子氏のX(@nino0120444)から
 「のだめカンタービレ」などで知られる漫画家の二ノ宮知子氏(54)が8日、自身のX(旧ツイッター)を更新。昨年10月期放送の日本テレビドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死したことを受け、同日、同社の雑誌「プチコミック」公式サイトで「第一コミック局編集者一同」の声明を発表したことに対して言及した。
 声明は「芦原妃名子先生の訃報に接し、私たち第一コミック局編集者一同は、深い悲しみと共に、強い悔恨の中にいます」と書き出し、「本メッセージは、我々現場の編集者が書いているものです」と前置き。

 メッセージの中で、「著者である芦原先生のご意向を、ドラマ制作サイドに対し小学館がきちんと伝えられていたのかという疑念が一部上がっておりますことも承知しております」と言及。「その件について簡潔にご説明申し上げるならば、先の2023年8月31日付の芦原先生のコメントが、ドラマ放送開始日2023年10月22日よりも2か月近く前に書かれ、そしてドラマ放送開始前に7巻が発売されているという時系列からも、ドラマ制作にあたってくださっていたスタッフの皆様にはご意向が伝わっていた状況は事実かと思います」と説明した。

 二宮氏は「やっと作家に届く心からの声が聞けてよかったです 現場の皆さんは本当に辛かったと思います」と記した。

 同氏は訃報が伝えられた先月、直接言及しなかったものの、「辛い…。辛すぎる。」「自分の作品を一番大事に思っているのは自分なんだと号泣した日の事を思い出して、また涙が止まらない」「今、誰かを責めようとしてる人たち。もう本当にやめて欲しい」と心を寄せる投稿をしていた。

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