ヘンダーソン 背水の覚悟で4月に東京進出へ 中村フー「行かざるを得ないぐらい追い込まれている」
2024年02月09日 01:32
芸能
続けて「関西の仲良い芸人さんの間ではですね、僕ら6年間くらい『東京行く行く詐欺』というのを(言われてました)。“来年東京行きます”“今年東京行きます”と、いろんな人にあいさつして先輩方に“飯行こうか”って行かせてもらって大阪におるという。ずっとし続けてきたコンビなんですけど」と、今回は本当に東京に進出すると伝えた。
「東京進出」という思いは6、7年前からあったが「その当時はまだちょっとみんながみんな東京に行けるという会社ではなかった」とし「(会社から)止められて諦めて。大阪で頑張っていこうと。でも、何かのチャンス、キッカケがあったら東京に行こうと言っていた」と振り返った。
また、子安裕樹は「東京進出」に関して「いつでも行ける」というスタンスだったが、中村が大阪生まれ大阪育ちということもあり「大阪が大好き。住み慣れた街を出るのが寂しいし不安の方が大きい」と一歩を踏み出すことができなかった。それでも昨年が「M-1グランプリ」最終年だったこともあり「いろんなことに挑戦という意味でも」と、次のステップに向かう決意をしたことを明かした。
「東京進出」のキッカケがもう一つ。それは10年未満の賞レースや「M-1グランプリ」などで結果を残すことができなかったため「ギャラが上がる機会が関西で本当になくなってしまって」と明かした。そのため「全国区にならないと僕ら世代の芸人は(なかなかギャラが上がらない)。遅咲きというところも見てほしい」と切実に訴えた。
中村は「僕は正直、東京に行きたくない」と本音を漏らしながらも「本当は行きたくないですけど、行かざるを得ないぐらい僕らも追い込まれている」と現状を素直に告白。そして「漫才頑張って、ネタを頑張っていくしかない。大阪に胸を張って帰れるように、また引き続き応援の方、よろしくお願いします」と呼び掛けた。