漫画家・水瀬藍氏 小学館編集者一同の声明受け「現場は戦ってると言ってくれた。現場の力を信じます」
2024年02月08日 20:30
芸能
編集者一同による声明は「作家の皆様 読者の皆様 関係者の皆様へ」へ向けたもので、「本メッセージは、我々現場の編集者が書いているものです」と前置き。ドラマ制作において「著者の意向が尊重されることは当たり前のこと」とし、「守られるべき権利を守りたいと声を上げることに、勇気が必要な状況であってはならない。私たち編集者がついていながら、このようなことを感じさせたことが悔やまれてなりません」とつづった。
そして芦原さんの意向をドラマ制作側に伝え、交渉していたのは「弊社の担当編集者とメディア担当者」とし、「弊社からドラマ制作サイドに意向をお伝えし、原作者である先生にご納得いただけるまで脚本を修正していただき、ご意向が反映された内容で放送されたものがドラマ版『セクシー田中さん』です」と説明。
最後に「プチコミック」の執筆者や読者へ向けて「私たちが声を挙げるのが遅かったため、多くのご心配をおかけし申し訳ありませんでした」と謝罪。「プチコミック編集部が芦原妃名子先生に寄り添い、共にあったと信じてくださったこと、感謝に堪えません。その優しさに甘えず、これまで以上に漫画家の皆様に安心して作品を作っていただくため、私たちは対策を考え続けます」とメッセージを送っている。