白鳥浩氏 盛山文科相の旧統一教会問題に「あらゆる判断に教団との接点が影響していないかという疑念が」

2024年02月08日 14:53

芸能

 法政大学大学院教授で、現代政治分析が専門の白鳥浩氏が8日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)で、盛山正仁文部科学相(衆院兵庫1区)が2021年衆院選の際、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体から推薦状を受け取ったとされる問題についてコメントした。
 盛山氏は7日、事実上の「政策協定」にあたる推薦確認書への署名もしていたとの一部報道について、衆院予算委員会で「うすうす思い出してきた」「推薦状を頂戴する写真があるところを見ると、サインをしていたのかもしれませんがよく覚えていません」と言い、「十分に内容をよく読むことなくサインをしたかも知れません」とも述べた。

 報道によると、確認書は「LGBT問題、同性婚合法化は慎重に扱う」など教団側が掲げる政策への賛同を求める内容で、推薦状の条件だった。公示前の21年10月、神戸市で開かれた関連団体の会合で示されたという。

 白鳥氏は「盛山氏は教団の解散命令を請求した文科省のトップであり、教団側から選挙支援を受けていたなら利益相反の関係になる。盛山氏のあらゆる判断に教団との接点が影響していないかという疑念がつきまとう。文科大臣としての職責を続けるには無理がある」とコメントした。

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