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神戸学院大女子駅伝競走部 全国まで駆け抜ける! 3年ぶり全日本、2年ぶり富士山見据え

2022年08月02日 05:30

社会

神戸学院大女子駅伝競走部 全国まで駆け抜ける! 3年ぶり全日本、2年ぶり富士山見据え
全国大会出場に燃える神戸学院大女子駅伝競走部(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 神戸学院大で硬式野球部とともに特別強化クラブ指定されているのが女子駅伝競走部だ。年間を通しての目標は、10月に宮城・仙台市で行われる全日本大学女子駅伝と12月に静岡・富士宮市、富士市で行われる富士山女子駅伝。今年は3年ぶりの全日本大学女子駅伝、2年ぶりの富士山女子駅伝への出場を目指し、暑い夏のトレーニングに取り組んでいる。
 女子駅伝競走部の朝は早い。練習日の月曜から土曜は、午前5時45分から約2時間の朝練習で始まる。

 広内来幸主将(4年=須磨学園)は「私は5時10分に起きてます。4時半に起きる子もいれば、ギリギリまで寝ている子も。人それぞれです」と、モーニングルーティンを明かした。高校時代の朝練習は7時からだったが、自宅から通学していたこともあり、現在よりも早く起きていたという。

 朝はフリージョギングか集団ジョギング、あるいはクロスカントリーで汗を流す。大会前と冬場の体力づくりの時期で走る距離は変わるが、アップを含め朝だけで15キロ走ることも。授業後の夕方からの練習では週2回程度、走力アップのためのポイント練習に加え、週1回筋力トレーニングを重点的に行う日がある。ポイント練習のインターバル走は(200メートルインターバルで連続の)1000メートル8本や2000メートル3本とハードだ。

 近年、駅伝を強化する大学が増えたこともあり全国レベルは上がってきている。全日本大学女子駅伝での最高順位は第21回大会(03年)の11位だが、当時のタイムよりよくても全国大会出場のハードルは高くなっているのが現状だ。

 9月23日に行われる全日本大学女子駅伝関西予選では、出場が決まっているシード2大学を除きトップ5に入らなければならない。チームのエース・堀綾花副主将(3年=日体大柏)は「入学してから一度も仙台の経験がないので、今年は4年生と一緒に出場したいです。8月9月の合宿でしっかり力をつけたいと思います」と19年以来3年ぶりの“杜の都”切符獲得に強い意欲を示す。井川夏実副主将(4年=北条)は「チーム内でタイム的には全然良くないので、まずは神戸学院大でも上で引っ張っていけるようにしていかないといけない。今年は1年生の子がすごく全国行きたいって思ってくれてるので、その気持ちも受け取りつつ4年生全員で出場できるようにしていきたいなって思ってます」と学生生活最後のシーズンにかける思いを話した。

 ▽神戸学院大 1966年(昭41)栄養学部を開設し、単科大学として発足。有瀬キャンパス(神戸市西区)のほか、07年(平19)にポートアイランドキャンパス(同中央区)を開設、19年(令元)にポートアイランド第2キャンパス及び神戸三宮サテライトを設置。法学部、経済学部、経営学部、人文学部、心理学部、現代社会学部、グローバル・コミュニケーション学部、総合リハビリテーション学部、栄養学部、薬学部の10学部がある。

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