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【びわこ成蹊スポーツ大 男子バレーボール部】2部でベストスコアラー賞、一色が攻撃の核

2024年01月12日 07:00

社会

【びわこ成蹊スポーツ大 男子バレーボール部】2部でベストスコアラー賞、一色が攻撃の核
さらなる飛躍が期待される一色真光(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 びわこ成蹊スポーツ大の攻撃の核として期待されているのは、アウトサイドヒッターの一色真光(茨木西=2年)だ。チーム最長身1メートル87で最高到達点は3メートル27(計測は1年時)を誇る。全日本高校選手権(春高バレー)大阪府予選の最高成績はベスト32と私学強豪校の陰に隠れた存在だったが、大学進学直後の春季リーグ戦から試合に起用されてきた。
 「1部では臆さずに自分のプレーをしてエースとしてチームを引っ張っていきたいと思っています」

 両親、姉の影響でバレーボールを始めた。小学4年生の頃は「身長が140センチ半ばでクラスの中で前の方でした。6年で160センチ、中学で172センチまで伸びて、3年のバレー部引退から高校入学までで8センチ伸びて180センチになりました」と、身長が高くなるに伴って頭角を現してきたという。

 中学時代はリベロ以外のポジションを経験したが、レギュラーにはなれなかった。高校では1年でセンター、2年にレフト、3年はライト。大学入学後はレフトでプレーする。23年度春季リーグ戦2部でベストスコアラー賞に輝いた。

 竹川監督は「一色は入学当初から能力はあった。ただ、高校時代は強豪校でもまれてこなかったので、厳しい状況のなかでどうプレーしていくかが今後の課題」と、さらなる飛躍の条件を挙げた。一色自身も「メンタル面で成長しないといけないと思っています。そのために、どんな球でも打ち抜く体づくりをしていきたいです」と話す。練習後の疲れた体で、個人的にスパイク練習を行うなど自らを追い込む形で精神的にもたくましくなろうとしている。

 【びわこ成蹊スポーツ大学】2003年4月開設。スポーツ学部スポーツ学科として学校スポーツ教育、スポーツビジネス、健康・トレーニング科学、コーチング、野外・レクリエーションスポーツ、生涯スポーツの6コースがある。クラブ活動も盛んで、男子サッカー部は数多くのJリーガーを輩出、硬式野球部は京滋大学野球連盟に所属している。

 【びわこ成蹊スポーツ大・男子バレーボール部】2003年創部。18年関西学生秋季リーグ戦で2部初優勝し、1部昇格を果たす。19年春季リーグ戦1部12位で2部降格するも20年秋季リーグ戦2位で1部に復帰を決める。23年春季リーグ戦は2部3位に終わったが、秋季リーグ戦2部優勝で21年以来の1部復帰を果たした。23年8月には五頭寛大が東京グレートベアーズと契約、初のV1リーガーが誕生。同10月には腰高悠斗が東京ヴェルディと選手契約を結んだ。

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