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大阪学院大高弓道部 重要なのは姿勢 女子の宇山主将「普段から意識している」

2022年11月08日 06:00

社会

大阪学院大高弓道部 重要なのは姿勢 女子の宇山主将「普段から意識している」
集中し的を狙う女子部員(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 大阪府でトップクラスの実績を誇る大阪学院大高(大阪府吹田市)弓道部員は、今年かなわなかった全国高校総体(インターハイ)の来年度出場に向けて技を磨く日々を送っている。28メートル先の的を射ることだけに集中して矢を放つ姿は、まさに弓道一直線だ。
 弓道の所作は美しい。練習を見て気付かされたのは、ピンと張った背筋の姿勢の良さだった。苗代監督は「姿勢が良くないと的には当たりません」と矢を放つ形づくりの重要性を説く。部員たちも日頃から正しい姿勢を意識することから、常に接している家族もその変化に気付くという。

 佐藤男子主将は「先生から背筋を伸ばせ、といつも言われています」と話し、宇山女子主将も「普段から意識しているので、食事の時も親から姿勢が良くなったねと言われます」と日頃の心がけが弓道とつながっていることを実感しているようだ。

 また、近代スポーツでは得点が細分化される傾向があるが、弓道は的に当たるか当たらないかが全て。的には同心円が描かれているものの、的の中心近くに当たったかどうかを問われるのは、的中本数が並んだ時の“延長戦”で決着をつける時のみ。このシンプルさは、武道ならではの特徴なのかもしれない。

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