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【大阪学院大高 男子バスケ部】強さの秘けつは団結力

2023年10月03日 05:30

社会

【大阪学院大高 男子バスケ部】強さの秘けつは団結力
大阪学院大高バスケ部のPG槌田要太主将(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 タレントがそろった今年のチームだが、強さの秘密は選手たちの結束力の強さにある。その中心にいるのがPGの槌田要太主将(3年)だ。昨年、「監督になってから初めて2年生に任せた」(高橋監督)と副主将に指名されたのも今年の主将を期待されていたからだった。
 コート上ではゲームメークを任されている。「太田は得点力が高くて勝負強い。ここ一番で頼りになる選手です。道澤はリバウンドを取ってくれて、ブレークでも走ってチームに貢献してくれます。僕はこの2人が気持ちよくシュートが打てるようにアシストすることを心がけています」。自身も得点源の一人でありながら、「状況判断能力が優れている」と高橋監督が評価する視野の広さが持ち味のプレーヤーだ。

 キャプテンとしての意識も高い。「2年生の時は先輩であるキャプテンの動きを見てきました。大事にしているのは声かけです。(試合で)苦しい時は特に声を出すようにしています」。今年のチームの一番の強みを「みんなが一つになった時の団結力はどこにも負けないと思います」と胸を張れるのもコツコツと信頼関係を築いてきたたまものだろう。

 高橋監督は「槌田がチームの精神的支柱。僕が目指すバスケットを誰よりも理解しているから安心してゲームメークを任せられる」と、絶対の信用を寄せている。


 ○…バスケットボールといえば、今夏のパリ五輪出場権を獲得した日本代表のワールドカップでの活躍が記憶に新しい。代表メンバーには大阪学院大高OBの吉井裕鷹(アルバルク東京)がいるだけに選手たちの注目度は高かった。現3年生が入学した当初、大学の表彰で母校を訪れた際に体育館を訪れ、後輩を激励したという。また、中学時代に所属していたクラブチームの合同練習で「吉井さんと1対1をさせてもらいました」という中島は「すご過ぎて相手にならなかったです」と、強烈な体験を話した。

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