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【甲南大学準硬式野球部】おしゃれなイメージだけじゃない! 「ザ関西」森田主将の変革で向上したチーム力

2023年08月01日 05:30

社会

【甲南大学準硬式野球部】おしゃれなイメージだけじゃない! 「ザ関西」森田主将の変革で向上したチーム力
主将の森田勇太 Photo By スポニチ
 第75回全日本大学準硬式野球選手権は、大教大との第5代表決定戦で出場権を獲得した。春季リーグ戦は全勝優勝を果たしたが、関西地区大学選手権は、優勝した関学大に初戦で敗れたため最終予選を兼ねた関西地区大学トーナメント大会で残り4枠(関西地区大学選手権で優勝、準優勝、3位が先に出場権を獲得)を争っていた。
 今年のチームワークの良さは、森田勇太主将のリーダーシップによるところが大きかったという。「明るいチームだと思います」。甲南大の学生は、おしゃれで洗練されているというのが一般的なイメージだが、「ザ関西という感じ。でも、やる時にはやります」と、メリハリのついたチームカラーに胸を張る。監督やコーチ陣がそれぞれ仕事を抱えているため、普段の練習は学生主体となることが多い。だからこそ、キャプテンのキャラクターがチーム力の隆盛に影響を与えることになるという。

 練習方法も森田主将体制になって変革を遂げた。全員メニューを減らし、選手たちが自ら考えて取り組む練習が増えた。「はたから見ていると自主練習をしているように見えるかも」(森田主将)と言うが、より目的意識を持って取り組むことでチーム力は向上した。

 《65歳王子喜章コーチ、通算28年指導者生活「野球が好きだから」》○…準硬式野球部は、尾崎監督と5人のコーチ、マネジャーを含めた42人の部員で活動している。最年長は王子喜章コーチ(65)。仕事の都合で一時チームを離れた時期はあったが、通算28年ほど学生を見てきたベテランだ。「若い時は厳しく指導していたこともありましたが、今は立場的に見守る感じですね。学生たちの気質もかなり変わりました」。想像していた以上に長期間の指導者生活になったが「それも野球が好きだからこそ」と、グラウンドで汗を流して学生たちと向き合っている。

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