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【びわこ成蹊スポーツ大 男子バレーボール部】史上最強チームで挑む3度目の1部

2024年01月12日 07:00

社会

【びわこ成蹊スポーツ大 男子バレーボール部】史上最強チームで挑む3度目の1部
リーグ戦へ意気込む、びわこ成蹊スポーツ大・男子バレーボール部(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 びわこ成蹊スポーツ大(滋賀県大津市)男子バレーボール部が関西大学バレーボールリーグ戦2024年度春季リーグで3度目の1部舞台に立つ。初昇格を果たした19年度春季リーグ戦から6年目。着実に実力を蓄えてきた成果を発揮するべくシーズンオフ中の現在もレベルアップ練習に余念はない。
 3度目の1部挑戦となる春季リーグ戦は、これまでとは違う風景を見られるチャンスだ。19年から部を指導する竹川智樹監督(46)は「(新チームは)攻撃面では過去5年間で最強だと思います」と、1部で戦える戦力が整いつつある現状に期待を寄せている。19年度春季リーグ戦は12位、21年度秋季リーグ戦は15位(春季リーグ戦が新型コロナ感染拡大で中止となったため降格大学をなくして16校で開催)と過去2回はいずれも1季で2部降格と1部校の壁にはね返された。

 ただ、今年のチームは昨年のレギュラーが5人も残っているのが強みだ。1年時から4年間セッターを務めた腰高悠斗が抜ける穴は大きいが、この課題を克服できれば戦力は充実するはず。さらに、昨年の秋季リーグ戦は東京グレートベアーズと契約し、Vリーグに参戦していたためチームを離れていたリベロの五頭寛大(東山=3年)が春季リーグ戦には参加する見込み。23年度春季リーグ戦でベストリベロ賞、サーブレシーブ賞に輝いた五頭の存在で守備力は安定しそうだ。

 リベロは五頭に加え青木駿也主将(東陵=3年)、五頭の離脱でリベロに回った小林透弥副主将(前橋商=3年)がベンチ入りを懸けて争うことになる。小林副主将は「1部で戦っていくことについて、チームの個々の力が劣っているということはないと思っています」と話し、五頭の離脱でスパイカーからリベロに回ったことで「初めてリベロをやっていろいろ気付いたこともあります」とバレーボールの奥深さを知れたことが大きな財産になったようだ。青木主将は「1部で試合ができるようになり、チームも一層のレベルアップが必要になってくる。その中で主将という重大な役割を任せてもらえて光栄に思う。チームでの目標を達成するためにプレーだけでなく学校生活、日常生活から応援してもらえるようなチームをつくっていきたい」と、新年度に向けて気持ちを引き締めた。

 チームとしての課題であるセッターは、リーグ戦開幕までに3年、2年、新入生の候補選手がレギュラー争いを繰り広げていくことになりそうだ。

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