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【びわこ成蹊スポーツ大 男子バレーボール部】史上最強チームで挑む3度目の1部
2024年01月12日 07:00
社会
ただ、今年のチームは昨年のレギュラーが5人も残っているのが強みだ。1年時から4年間セッターを務めた腰高悠斗が抜ける穴は大きいが、この課題を克服できれば戦力は充実するはず。さらに、昨年の秋季リーグ戦は東京グレートベアーズと契約し、Vリーグに参戦していたためチームを離れていたリベロの五頭寛大(東山=3年)が春季リーグ戦には参加する見込み。23年度春季リーグ戦でベストリベロ賞、サーブレシーブ賞に輝いた五頭の存在で守備力は安定しそうだ。
リベロは五頭に加え青木駿也主将(東陵=3年)、五頭の離脱でリベロに回った小林透弥副主将(前橋商=3年)がベンチ入りを懸けて争うことになる。小林副主将は「1部で戦っていくことについて、チームの個々の力が劣っているということはないと思っています」と話し、五頭の離脱でスパイカーからリベロに回ったことで「初めてリベロをやっていろいろ気付いたこともあります」とバレーボールの奥深さを知れたことが大きな財産になったようだ。青木主将は「1部で試合ができるようになり、チームも一層のレベルアップが必要になってくる。その中で主将という重大な役割を任せてもらえて光栄に思う。チームでの目標を達成するためにプレーだけでなく学校生活、日常生活から応援してもらえるようなチームをつくっていきたい」と、新年度に向けて気持ちを引き締めた。
チームとしての課題であるセッターは、リーグ戦開幕までに3年、2年、新入生の候補選手がレギュラー争いを繰り広げていくことになりそうだ。