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【桃山学院教育大 女子バスケ部】島美悠“チーム愛”高じてマネジャー、学生コーチに転身

2023年09月05日 05:30

社会

【桃山学院教育大 女子バスケ部】島美悠“チーム愛”高じてマネジャー、学生コーチに転身
学生コーチとしてチームを支える桃山学院教育大・島美悠(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 桃山学院教育大女子バスケットボール部には“チーム愛”が高じて選手からマネジャーに転身、さらに自ら進んで関西女子学生バスケットボール連盟学生委員長を引き受けた島美悠(4年=土岐商)がいる。
 もともとは、先輩マネジャーが就職活動で部になかなか顔を出せなくなった2年生の時に手伝うようになったという。マネジャーとして連盟と関わりを持つようになると「連盟が何を言っているのか分からない」ことが起こった際に「それなら連盟に自分が入ろうかな」と連盟スタッフに入り、4年生で委員長に立候補した。連盟の仕事をするようになった時にプレーヤーは諦めざるを得なくなったため、3年生時はチームのためにと学生コーチになった。「選手を辞めたくはなかったのですが、人間的に成長できると思って」サポートする側に回ったのだった。

 学生コーチの主な仕事は、選手一人一人の体調を把握しつつ練習メニューを作成すること。体育館にあるホワイトボードに的確な指示を書き、円滑に練習を行わせていく。

 小学校の教師志望で桃山学院教育大に進学したが、バスケットボールにはまり過ぎた結果、卒業後はWリーグ(バスケットボール女子日本リーグ)姫路イーグレッツのマネジャーとして今後もバスケットボールに関わっていく。

 ○…大畑監督とともにチームを指導するのが鈴木慶太コーチ(54)だ。就任2年目の鈴木コーチはチームの現状について「経験はないですけれど、非常に優秀な選手がそろってますのでチームの目標である1部昇格のチャンスはあると感じています」と分析。「粘り強くなりましたね。3部とは全くレベルが違う中、強い相手と試合をしても最後まで諦めないで粘り強く戦うという点では非常に成長しています」と、今季の戦いぶりに期待している。

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