古舘伊知郎 ザ・昭和エピソード 出前の電話で一喝された思い出 注文を間違えたわけでなく…

2024年01月07日 14:18

芸能

古舘伊知郎 ザ・昭和エピソード 出前の電話で一喝された思い出 注文を間違えたわけでなく…
古舘伊知郎アナウンサー Photo By スポニチ
 フリーアナウンサーの古舘伊知郎(69)が7日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。新人時代に思わぬ場面で先輩アナウンサーから一喝されたエピソードを明かした。
 ゲスト出演の辻よしなりとは、テレビ朝日局アナとして先輩後輩の間柄。ともにプロレス実況で注目され、フリーアナウンサーに転身した共通点を持つ。昔話に花が咲く中、古舘が「ホント、これ見るとさあ…(思い出す)」と受話器を手に話し始めたのが、いかにも昭和的なストーリーだった。

 当時のアナウンス部で、出前を取るのは新人の仕事。先輩から発注を受けた古舘は、馴染みの店に電話を入れた。「まだアナウンス研修中だから、しっかりとした滑舌とか、発声ないじゃん。かつ丼3つと、ざるそば4つとって言っていたら、(ある先輩に)“一度電話切れ、コラ”って言われて」

 何で怒られたか分からない古舘に、怒声は続く。「滑舌悪い。てめえ、外郎売どれだけやってるんだよ」。外郎売とは、歌舞伎演目の一つ。アナウンサーや俳優、声優などが滑舌や発声を鍛えるための教材として昔から使われている。「もう一回、腹から腹式で(声を)出せ」と強烈にダメ出しされ、十分に気を付けて、出前の電話を架けなおしたところ、「まあ、いいんじゃねえか」と“お許し”が出たという。

 疑似体験を聞かれた辻も、「同じようなことはしょっちゅうです」と回顧。「(新人の頃)もしもしアナウンス部ですが…って言っちゃったんですよ。(ある先輩に)辻、てめえ、この野郎って言われて。“もしもし”とか“ですが”とか、“が”も鼻濁になってねえじゃねえか、この野郎って」とプロの世界の厳しさを懐かしんでいた。

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