マツコ コンプラでがんじがらめのテレビ業界に思い「20年前に言えていたことが、もう今は全然…」

2024年01月07日 16:12

芸能

マツコ コンプラでがんじがらめのテレビ業界に思い「20年前に言えていたことが、もう今は全然…」
マツコ・デラックス Photo By スポニチ
 タレントのマツコ・デラックス(51)が、7日放送のNHKラジオ第1「ヴォイスミツシマ」(日曜後3・05)にゲスト出演し、テレビとの今後の向き合い方について語った。
 2000年代からテレビや執筆活動で頭角を現し、歯に衣着せずバッサリ切るトークで一躍、人気者に。パーソナリティーの満島ひかりは、「私の妹とかも話していたんだけど、ガッツポーズしたくなる時があるって言ってた。マツコがテレビの中で話したことに対して、そうだ!って。でも優しく話してくれるし」と、そのバランス感覚を称賛した。

 ところがマツコ自身は「それが、すごく私がテレビというものに向き合い方を変えなきゃいけないのかなと思っている要因の一つで」と、悩みの種であることを明かした。コンプライアンスがかつてとは段違いに厳しくなっているといい、「20年前、テレビに出始めたころに言えていたことが、もう今は全然言えなくなってきているのよ」とも話した。

 自身を持ち上げてくれたファンには感謝しているという。「私は(自分の発言に)ガッツポーズしてくれた人に、ここまでしてもらったと思ってるから、20年前に私に気づいてくれた人、最近でも私のそういう部分に反応し、私を今の状況にかつぎ上げてくれている皆さんに、失望されるような人間には絶対になりたくないなというのが、私の唯一の仕事のポリシーで」。さらに「このまま、今のこのテレビに出続けると、改善することはまずないだろうし、こんなに短期間にこんなに悪化していくとなると、5年後、私は司会進行しているだけの、個人的な思いとかは発さない人間になっていてもおかしくないよなって」と、テレビでの存在意義に自ら疑問符を付けた。

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