「光る君へ」トークショー 柄本佑「みんな吉高由里子さんが大好き」 笑顔守って駆け抜ける

2024年01月07日 21:00

芸能

「光る君へ」トークショー 柄本佑「みんな吉高由里子さんが大好き」 笑顔守って駆け抜ける
<大河ドラマ『光る君へ』>上賀茂神社にある片山御子神社(片岡社)で写真撮影を行う吉高由里子(左)と柄本佑の2人 (撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜後8・00)が初回を迎えた7日、ヒロインの紫式部を演じる吉高由里子(35)と、平安時代最盛期の権力者・藤原道長を演じる柄本佑(37)が京都市内でトークショーを行った。
 2人の人間ドラマを中心に平安貴族の権力抗争や当時の文化を描く。吉高は「撮影に入ってはや7カ月ぐらいかかってますけど、ようやく皆さまに届けることができました」とあいさつ。トークショーには20倍以上の確率の抽選を勝ち抜いた一般ファンがチケットをゲット。「もう今年の運を使い果たしたんじゃないですか?大丈夫でしょうか?」と気遣い、「ちなみに私はおみくじ引いたら末吉でした」と言って会場を沸かせた。

 2人とも京都ロケの際には、それぞれが演じる人物ゆかりの場所を訪れた。吉高は「平等院から始まって鴨川のほとり、紫式部のお墓であろうという場所もいくつか回って、見守ってください」と祈願した。一方の柄本もお墓参りをしたが、印象的だったのは残されている藤原道長の肉筆の資料に触れたこと。「こういう字を書くんだ、おおらかで、あまりトガったところがない、字から出てる雰囲気が柔らかかった。時代の権力者でヒールんじょイメージもあっただけにとてもギャップがあった」と役作りの大きな参考になったことを明かした。

 現在まで、キャストやスタッフ全員がとてもいいチームワークで来ているという。その理由について、柄本は「みんな主演の吉高さんのことが大好きなんですよ」と理由を語る。「現場に入ってくるとフワッと明るくなる感じがして、なんだかみんなが待ちわびている感じ」と話し、番組の内田ゆきプロデューサーも「スタッフもこの笑顔を守んなきゃと感じています」と話した。

 「こんなにホメられるんだったら、お父さんお母さんも呼んどいたらよかった」と照れ笑いを浮かべた吉高。ただ、今後は撮影も時間との勝負となりそうで「家康があったときは、のんきに撮影してたのに一生懸命走って走って走りきるしかない」と撮影への覚悟を示した。また「これほど視聴と撮影が並行するドラマはない。みなさんと一緒に作っていくのでいろんな言葉をいただけたら」とファンのサポートをお願い。ただ「ツラいのはイヤよ。励みになるような発言をしてもらえたらと思ってます。みなさまの支えがあってこそなので、見守ってください」と話していた。

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