立民・長妻政調会長 裏金事件の政倫審に「抜け落ちているのが税金を払えということ…使い道の深堀りを」

2024年03月03日 10:13

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立民・長妻政調会長 裏金事件の政倫審に「抜け落ちているのが税金を払えということ…使い道の深堀りを」
長妻昭氏 Photo By スポニチ
 立憲民主党の長妻昭政調会長が3日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件について言及した。
 裏金事件を受けた衆院政治倫理審査会に1日、安倍派(清和政策研究会)「5人組」のうち派閥運営に深く関わった松野博一前官房長官(衆院千葉3区、同1051万円)、高木毅前国対委員長(衆院福井2区、同1019万円)、西村康稔前経済産業相(衆院兵庫9区、不記載額100万円)の事務総長経験者3人と、座長を務めた塩谷立元文部科学相(衆院静岡2区、同234万円)の4人が出席した。2022年に安倍派がいったんやめた資金還流の復活を巡り、会長だった安倍晋三元首相死去後の同8月に派閥幹部で協議したとの説明はあったが、いずれも「知らない」「一切関与していません」と復活主導を否定。最大の論点への明確な証言はなかった。

 2月29日には、岸田文雄首相と二階派(志帥会)の武田良太事務総長(衆院福岡11区、同1926万円)が審査会に出席。首相は「国民の大きな疑念を招き、政治不信を引き起こした」と謝罪したが、安倍派が22年にいったん中止した資金還流を復活させた過程について明確に説明できなかった。

 長妻氏は「与野党で話し合って、政倫審は希望者が出れば執行部は(出席者の)コントロールはしないというような合意も(与野党で)したようでありますので今後、参議院に移り、衆議院の政倫審もまだありますから、きちっと(裏金問題を)解明していきたいし、東京地検特捜部は3000万円という裏金の上限を決めて、それ以上の立件ということにしているので、そうでない実態解明」と指摘。「そしてもう1つ抜け落ちているのが税金を払えということで、使い道がいったいどうなっているのかというのは、もっと深堀りをしていきたい。一部は明らかになりましたけれども、さらに深堀りしていく必要がある」と自身の考えを述べた。

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