雛形あきこ “娘”三原羽衣とイチゴ大福で以心伝心「看板を見て、同じ気持ちでした」

2024年03月03日 17:43

芸能

雛形あきこ “娘”三原羽衣とイチゴ大福で以心伝心「看板を見て、同じ気持ちでした」
舞台あいさつを行った(左から)兵頭功海、雛形あきこ、三原羽衣 Photo By スポニチ
 タレントの雛形あきこ(46)が3日、神奈川・川崎で映画「18歳のおとなたち」(監督佐藤周)の舞台あいさつを行った。
 映画では娘を捨ててしまう母親を演じた雛形。「子どもたちに成長させてもらった作品でした」と振り返ると、劇中で娘のスイを演じた三原羽衣(21)は「私のお母さんは愛情たっぷりで育ててくれたので、(劇中で)私を捨てたお母さんとカフェで再会するシーンは苦しい気持ちでした」と回想。

 三原は「私自身と演じたスイに違いがあったので、つらくなって。雛形さんに助けていただきました」と雛形に頭を下げて、感謝していた。

 劇中はぎこちない母子を演じたが、撮影外では、思いが一緒だったそう。

 三原は「お母さんとカフェに行くまで歩くシーンがあるんですけど、イチゴ大福が売っているお店があったんです。『イチゴ大福』って書いてある大きな看板を見て『おいしそう、食べたい』と言っていたら、帰ったと思っていた雛形さんが、イチゴ大福を差し入れしてくれて」と笑顔。

 雛形は「2人とも黙って歩いているシーンなんですけど、看板を見て、同じ気持ちでした。『あそこのイチゴ大福、おいしいのかしらって、気になって。私も食べたかった」と仲良しエピソードを明かしていた。

 映画は、けんかに明け暮れ、少年院に入っていたこともある青年(兵藤功海)が、「成人式の実行委員になってほしい」という依頼を受けたことをきっかけに、映画を制作したいという夢を思い出し、仲間と共に成長していく物語。

 福島県で起きた実話で、2022年4月に成人年齢が18歳に引き下げられたことを受け、大人と子どもの狭間で不安を抱える若者たちを応援しようと制作された。

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