自民・田村憲久氏 政倫審での歴代事務総長の“知らない”発言に「事務総長って1年2年で変わっちゃう」
2024年03月03日 10:41
芸能
2月29日には、岸田文雄首相と二階派(志帥会)の武田良太事務総長(衆院福岡11区、同1926万円)が審査会に出席。首相は「国民の大きな疑念を招き、政治不信を引き起こした」と謝罪したが、安倍派が22年にいったん中止した資金還流を復活させた過程について明確に説明できなかった。
フジテレビ解説委員の松山俊行氏が「事務総長経験者という線で出席者が決まったという経緯がありますけれども、事務総長は会計について知らないんだと。その下の事務局長がすべて知っているんだと。この論理は、自民党としてこれで十分に納得いくのですか?」と聞かれると、田村氏は「あのですねえ、1つ言えることは私も事務総長経験者なんですけれども、今はもうないグループですけれども。事務総長って1年2年で変わっちゃうんですよ。ところが会長だとか事務局長はずっとやられているんですよね。そこの違いはあると思います。こと細かいところまで事務総長が知らないということはあると思いますが、一定のことは知っている。そこの派閥によって違いますから、グループによって。それぞれのグループのやり方だったんだろうと思います」と自身の見解を述べた。
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が「派閥のお金は、数千万とか億単位であるわけじゃないですか。これ使い方は誰が決めるんですか?ここに配ろうとか、あそこに配ろうとかは」と質問すると、田村氏は「基本的には1番トップの会長がご判断される。それを相談されて、こういうふうにとろうかというふうに」と答えた。橋下氏の「事務総長、会計責任者は決定はしないわけなんですか?」には、「事務総長というのは、会長がこうしようという話をして、事務総長はそれでいいんじゃないですかと」と言い、さらに橋下氏は「会長がいないと事務総長になるんじゃないですか?」と聞くと、「それは会長がいなかった場合、どういうふうな形になるのかちょっと私は分からないんで、うちの場合は会長がおられるので、ですから会長はこういう話じゃないかっていうんで相談受けてって形ですね」と説明した。