シャンプーハット恋さん 父の最期に無念「これだけ毎日病院に来てたのに、結局親の死に目に会えなかった」

2024年03月03日 13:27

芸能

シャンプーハット恋さん 父の最期に無念「これだけ毎日病院に来てたのに、結局親の死に目に会えなかった」
「シャンプーハット」恋さん Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「シャンプーハット」の恋さん(48)が3日、自身のYouTubeチャンネル「こいちゃんパラダイス」を更新。先月27日に死去した父の最期を語った。
 テレビに時折登場したり、恋さんのインスタグラムでも若かりし頃を公開されるなどファンにも認知されていた恋さんの父親。インスタグラムで闘病の様子を公開していたが、27日、X(旧ツイッター)で「間に合わなかった 25分」と投稿し、臨終には立ち会えなかったことを明かしていた。

 25日、恋さんが病院に向かうと父は「目ははっきり動いていたんですけど、何か珍しく、本当に頼りないしんどそうな咳を…。誤嚥性肺炎で危ない状態になったので、本当に小さい息を何回も繰り返してしんどそうな状態の中で、口を一生懸命動かそうとしてね、こっちを見てね、何かを言おうとしてましたね」という。「そのあたりも動画は撮ったんですけど、あまりにもつらい映像なのでそこは載せられなかったです」と語った。

 母親と「何を言いたいんやろうな」「はっきり言ってみ」と呼びかけたそうだが「なかなか声が出ないのでね。結局何を言いたかったのか。表情的にはしんどいけど、もしかしたらおかんへの感謝とかそういうことを伝えたかったんじゃないかなって俺は横で見てて思いました。ただ、やっぱりいまだに悔しいのは、この日何を言いたかったのかいまだに分からず」と言葉を詰まらせた。

 27日、恋さんは午後4時まで収録だった。「この日はちょっと疲れてたんでね。さすがに連日仕事と病院の行き来で。ちょっと楽屋でゆっくりしてから、タクシーに乗って病院に向かいました」と振り返った。そして、午後5時5分に病院に到着。「気づいてなかったんですけど、その10分前、16時55分ぐらいにおかんからメールが入ってたので、病院に着いて急いでおとんの病室に向かう途中に“メール来てるわ”と思って開いてみたんですけど、もうこのメールは一生忘れられないですね。おかんからきたメールで“16時39分、亡くなったわ”っていうメールでした」と悲しみに打ちひしがれた。

 「なんで俺はすぐに出んかったんやって。すぐ収録終わり飛び出したら、最期看取れたんちゃうかなってね」と後悔を口に。「後から計算すると多分間に合ってないんですけど」としつつも「これだけ毎日病院に来てたのに、結局親の死に目に会えなかった」と無念を語った。

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