ユーロスペース、坂口拓主演映画「1%er」上映中止 園子温監督の性加害に加担の疑惑

2024年03月03日 12:39

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ユーロスペース、坂口拓主演映画「1%er」上映中止 園子温監督の性加害に加担の疑惑
坂口拓 Photo By スポニチ
 東京都渋谷区の映画館「ユーロスペース」が2日、公式X(旧ツイッター)を更新。3月23日より公開予定だった坂口拓主演の映画「1%er」の上映を中止することを発表した。
 Xで「『1%er』の上映を中止します」と報告。「詳細は後日、お伝えします」とつづった。

 その前の投稿で、「『1%er』の上映に関して(スタッフ有志一同)」とし、文書を投稿。映画の上映を巡る現状について「当該作品の主演・坂口拓氏には園子温監督の性加害に加担した疑惑が報じられており、本人は無実を主張しているものの、未だ問題に決着がついていません。被害に遭った方々への二次加害などを考慮すると、お客様に説明がないままの上映は妥当でなく、スタッフからも延期または中止を求めております」と説明していた。

 「今回の一報により、普段からお世話になっている方々に失意の念を抱かせてしまったこと、大変残念に思っております」とし、「この事実は消えませんが、当館の信頼回復、また映画上映全体の環境改善に向けて関係者一同一丸となり、ひとつずつできることをやっていく所存でございます」と謝罪していた。

 続けて「こちらのコメントは、劇場責任者に了承を得て投稿いたしました。引き続き関係者一同で協議を進めていきます」とつづっていた。

 坂口は2022年4月に自身のYouTubeチャンネルを更新で園子温氏の「性加害」報道に言及。その被害につながる飲み会に出席していたことを認めて謝罪した。「私としては全くそのような後ろめたいことはなくて。全員が楽しめるように、嫌な思いをする人がいないようにと、注意を払っていたんですけど、このような状態になってしまって後悔しています」と反省していた。

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