盲目の芸人・濱田祐太郎、NHK放送コードに「NG食らいまくり」“盲目”NG「ふに落ちない。過敏すぎ」

2024年03月03日 15:30

芸能

盲目の芸人・濱田祐太郎、NHK放送コードに「NG食らいまくり」“盲目”NG「ふに落ちない。過敏すぎ」
濱田祐太郎(2018年撮影) Photo By スポニチ
 「R―1ぐらんぷり2018」王者で、視覚障がいを持つピン芸人・濱田祐太郎(34)が2日に自身のX(旧ツイッター)を更新。NHKの放送コードに対して、私見を述べた。
 濱田は2日放送のNHKラジオ「上方演芸会」に出演。Xで「3月2日今日放送のNHKラジオ『上方演芸会』収録の裏話」とし、「NHKの行き過ぎた放送コードにNGを食らいまくりました」と明かした。

 「他のものは面白かったから気にしてないけど“盲目”がNGワードなのはふに落ちない、自分たちが過敏になって指定したNGワードを解除する会議とかも絶対やるべき」とつづった。

 YouTubeでは、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」を扱った新ネタにNGが出たことを明かした。時間がなかったため、それまでにやったことのあるネタを提出。ネタのタイトルを「盲目ライフ」にしたところ、「作家の子から返事がきた。NHKの方から“盲目”というワードはNGです。NHKで使える言葉としては“視覚障がい”になります。付けるとしたら、“視覚障がいライフ”になりますけど、どうされますか?って」と明かした。

 濱田は「はぁとなった。盲目が使えないってどういう意味やねん」と怒りをにじませた。「盲目が使えない理由も全然よく分からない。なぜ盲目が使えないのかの理由はそこには書いていなかった」とした。最終的には、「濱田祐太郎ライフ」というタイトルにした。

 濱田は「“盲目”という言葉が放送コードNGになっている意味が分からない。過敏になり過ぎてるやろと思う」と語った。

 NHKの放送コードに疑問を呈した上で、「NHKは配慮がすごいな」と感じたこともあった。濱田は普段、「トイレに連れて行ってください」と言えずにギリギリまで我慢をすることが多いという。「作家の女の子が“もしトイレとか行きたかったら言ってくださいね。放送局の男性スタッフの方がトイレまで連れて行ってくれると言っていました”と言ってくれた。そういう対応はすごいなって思った。他の局とは全然違っていて、配慮が行き届いているなと思った」と、NHKの配慮に感謝した。 

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