でんでん 役者を志したきっかけの憧れの俳優 高校卒業後自宅へ押しけるも「熱意にかける男なのよね」
2024年03月03日 11:02
芸能
もともとは芸人として芸能界入りしている、でんでん。子どもの頃は「クラスで7人集めて、クレージーキャッツのマネをしていた」と明かした。そんな中、お笑いではなく、「役者のほうに気持ちがなびいていった」きっかけは「男はつらいよ」シリーズなどで知られる、1996年に亡くなった名優・渥美清さん(享年68)だったという。
田中が「渥美さんのところ行ったんでしょ?」と聞くと、鈴木も「そんなことします?」と驚き。でんでんは「高校を卒業して、代官山アパートに(行って)、ガードマン、管理人の人に“弟子になりたいんですけど”って言ったら、“今、渥美さんはお母さんが病気だから実家のほうに戻られているから、何日待っていても会えないよ!”って(言われた)。そうやって親切に教えてくれたから俺はすぐに諦めて、帰った。あははは」と笑い飛ばした。
ただ、その予想外の展開に、鈴木は「ちょっと待ってください、普通1週間とか粘る話じゃないですか!」とツッコミ。でんでんは「断られたから、1回家に帰って…」とあっけらかん。田中は「断られたって、いなかっただけで?断られてない。なんか弱いな。手紙を墨で書いて残しておくとか」と困惑の表情を浮かべると、でんでんは「そういう熱意にかける男なのよね」と苦笑した。
それでも「お会いしたことはあるのよ」とでんでん。「紀伊国屋(劇場)か本多劇場で客席にいらっしゃるのを見た。それと新宿御苑の時に、渥美さんがゆっくり、ご婦人と2人で、“おはようございます!”って(あいさつした)。そしたら渥美さんがゆっくり(リアクションして)」と憧れの人を懐かしんでいた。