でんでん 役者を志したきっかけの憧れの俳優 高校卒業後自宅へ押しけるも「熱意にかける男なのよね」

2024年03月03日 11:02

芸能

でんでん 役者を志したきっかけの憧れの俳優 高校卒業後自宅へ押しけるも「熱意にかける男なのよね」
でんでん Photo By スポニチ
 俳優のでんでん(74)が3日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。俳優を志した憧れの俳優を明かした。
 俳優の田中哲司と鈴木浩介とともに出演。3人はテレビ朝日「緊急取調室」(2014年)で共演して以来、公私ともに親睦を深めた。

 もともとは芸人として芸能界入りしている、でんでん。子どもの頃は「クラスで7人集めて、クレージーキャッツのマネをしていた」と明かした。そんな中、お笑いではなく、「役者のほうに気持ちがなびいていった」きっかけは「男はつらいよ」シリーズなどで知られる、1996年に亡くなった名優・渥美清さん(享年68)だったという。

 田中が「渥美さんのところ行ったんでしょ?」と聞くと、鈴木も「そんなことします?」と驚き。でんでんは「高校を卒業して、代官山アパートに(行って)、ガードマン、管理人の人に“弟子になりたいんですけど”って言ったら、“今、渥美さんはお母さんが病気だから実家のほうに戻られているから、何日待っていても会えないよ!”って(言われた)。そうやって親切に教えてくれたから俺はすぐに諦めて、帰った。あははは」と笑い飛ばした。

 ただ、その予想外の展開に、鈴木は「ちょっと待ってください、普通1週間とか粘る話じゃないですか!」とツッコミ。でんでんは「断られたから、1回家に帰って…」とあっけらかん。田中は「断られたって、いなかっただけで?断られてない。なんか弱いな。手紙を墨で書いて残しておくとか」と困惑の表情を浮かべると、でんでんは「そういう熱意にかける男なのよね」と苦笑した。

 それでも「お会いしたことはあるのよ」とでんでん。「紀伊国屋(劇場)か本多劇場で客席にいらっしゃるのを見た。それと新宿御苑の時に、渥美さんがゆっくり、ご婦人と2人で、“おはようございます!”って(あいさつした)。そしたら渥美さんがゆっくり(リアクションして)」と憧れの人を懐かしんでいた。

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