大谷翔平 第4打席は中前打 3回にイチロー、松井稼頭央に次ぐメジャー通算100盗塁達成

2024年06月02日 13:17

野球

大谷翔平 第4打席は中前打 3回にイチロー、松井稼頭央に次ぐメジャー通算100盗塁達成
ドジャース・大谷翔平 Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース―ロッキーズ ( 2024年6月1日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が1日(日本時間2日)、本拠でのロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場。第4打席に2試合ぶりの安打となる中前打を放った。
 7回先頭で迎えた第4打席は左腕ロジャースとの対戦。1ボールからの2球目を完璧に捉えると、113.1マイル(約182.0キロ)の痛烈な打球で二遊間を破った。1死後に4番スミスが中堅フェンス手前へ大飛球を放つと、大谷は判断良くタッチアップに切り替えて二塁に進む好走塁を見せた。

 3回には今季14個目の盗塁を決め、イチロー(2653試合、509盗塁)、松井稼頭央(630試合、102盗塁)に次いで日本選手3人目のメジャー通算100盗塁(758試合)を達成した。四球を選んで出塁すると、これまでは左太腿裏打撲の影響で走塁に関して制限がかけられていたが、3番フリーマンの初球に果敢にスタートを切り、二盗に成功。しかし、カウント2―1となったところで大谷の三塁を狙う動きを察知した右腕クワントリルが二塁へけん制球を投げ、大谷が挟まれてタッチアウトとなった。

 デーブ・ロバーツ監督の52歳の誕生日だった前日の一戦は、3打数無安打1四球。チームも投打で精彩を欠いて連勝が3で止まり、指揮官の誕生日を祝う白星を贈れなかった。

 大谷は過去15試合で60打数15安打、打率.250とやや調子を落としている。5月16日のレッズ戦で一塁けん制球が左太腿裏に直撃して打撲。その影響があるのか尋ねられた指揮官は「彼はバットを振っている時にそれを感じていない」と負傷の影響を否定。一方で「少し(ボール球を振る)ファンキーなスイングも見られたし、少しハムストリングにも悩まされてきた。(今も)同じようなことが見られるが、フィジカル的には必要なところに近づいていると思う」と復調は近いとの見通しを示していた。

 昨年は6月に日本選手では最多となる月間15本塁打を放つなど大暴れ。メジャー通算でも月別で6月は最多43本塁打を放っており、月別打率も唯一の3割台の.336と相性のいい6月に本塁打量産が期待される。

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