ドジャース・山本由伸6回1失点で6勝目権利　メジャー最多101球で7被安打も“絶叫ピッチ”で要所締め

2024年06月02日 13:05

野球

ドジャース・山本由伸6回1失点で6勝目権利　メジャー最多101球で7被安打も“絶叫ピッチ”で要所締め — ロッキーズ戦に先発した山本由伸（AP） Photo By ＡＰ

【ナ・リーグドジャース－ロッキーズ（ 2024年6月1日ロサンゼルス）】ドジャースの山本由伸投手（25）が1日（日本時間2日）、本拠でのロッキーズ戦に先発。6回7安打1失点と試合をつくり、6勝目の権利を手にマウンドを降りた。

　初回は2死一、三塁のピンチを背負ったが、5番・ブライアントを空振り三振に仕留め、無失点。2回は先頭・ロジャーズに左翼線二塁打を許すと、1死三塁からドイルの右犠飛で先制点を与えた。

　3回は2本の内野安打で2死一、二塁としたが、ブライアントを遊ゴロ。6回も2死二、三塁のピンチを招いたが、モンテロを遊ゴロ。3者凡退は4回の1イニングだけと毎回のように走者を背負ったが、時折「あー」と大きな声を出しながら投げ込む“絶叫ピッチング”を見せ、メジャー最多101球で毎回の7三振を奪った。

　打線も先制された直後の2回、ヘイワードの適時二塁打などで2点を奪って逆転に成功。4回にはK・ヘルナンデスが中前適時打を放ち、リードを広げると、5回はスミスも適時二塁打を放ち、先発右腕を援護した。

　前回5月26日（同27日）のレッズ戦は3回に突如乱れ、4点を失い、5回6安打4失点で2敗目。「感覚は割と良かったので、あのイニングはすごく悔いが残る。すごく良くない投球になってしまいました」と悔しさをにじませた。

　ここまで11試合に登板し5勝2敗、防御率3・51。この日の試合で白星をつかめば、グラスノーに並び、チームトップの6勝目となる。