サイ・ヤング賞有力候補にアクシデント…フィリーズ・スアレス 左手に170キロ超の打球直撃で負傷交代

2024年06月02日 10:24

野球

サイ・ヤング賞有力候補にアクシデント…フィリーズ・スアレス 左手に170キロ超の打球直撃で負傷交代
打球が直撃し顔をゆがめるフィリーズ・スアレス(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   フィリーズ-カージナルス ( 2024年6月1日    フィラデルフィア )】 フィリーズのランヘル・スアレス投手(28)が1日(日本時間2日)、本拠でのカージナルス戦で打球が直撃するアクシデントにより、負傷交代した。
 スアレスは2回2死、相手6番打者・バールソンの放ったライナー性の打球が利き手の左手付近に直撃。転がった打球を拾い、すぐさま一塁へ送球しアウトを奪ったものの痛みに顔をゆがめながらベンチへ戻った。この打球は106・1マイル(約170・7キロ)を計測していた。

 3回からは2番手・ルイーズがマウンドに上がり、スアレスはマウンドに戻ることなく交代となった。大リーグ公式サイト「mlb.com」によると、フィリーズがスアレスの負傷交代について「左手打撲」と発表したが、さらなる検査を受ける予定とした。

 スアレスは試合前の時点でリーグトップの9勝をマーク。防御率1・75もブレーブス・ロペスの1・73に次いでリーグ2位で、サイ・ヤング賞の有力候補に挙がっている。

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