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阪神2軍 来日初先発の育成右腕マルティネスが5回6安打1失点 和田2軍監督「5回までいって合格点」

2024年06月02日 18:30

野球

阪神2軍 来日初先発の育成右腕マルティネスが5回6安打1失点 和田2軍監督「5回までいって合格点」
<ウエスタン 神・ソ>先発し、5回1失点の好投を見せたマルティネス(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 【ウエスタン・リーグ   阪神4―3ソフトバンク ( 2024年6月2日    鳴尾浜 )】 阪神2軍は2日、ソフトバンクとの接戦をものにした。来日初先発となったマルティネスが毎回走者を出しながらも、5回6安打1失点と粘投。以降は5投手の継投で逃げ切った。攻撃陣は3回無死満塁から1番・豊田の三ゴロ併殺の間に先制すると、1点リードの6回1死一、二塁から4番・佐藤輝の強烈な打球を一塁手が失策して1点、なおも二、三塁からノイジーの右犠飛で追加点を挙げた。以下は試合後、和田2軍監督との一問一答。
 ――先発・マルティネスは先発で四球なく5回まで。
 「こっちに来て最長イニングだったので、5回はちょっとバテとったけど。前回ハヤテの時は真っすぐとスライダー系しか投げてなかったので、今日はチェンジアップをうまく使って、非常に投球の幅が広がっていたよね。その中で注文するとすれば、やっぱりちょっとボール先行、カウント負けというところで(ストライクを)取りにいって、打たれるというところが何回かあった。いつも言う2球投げたら1-1カウントにするというね。それを次からしっかり意識してやってほしい。今日はもう本当にいっぱいいっぱいだったと思うけど、でもよく粘って、相手打線がもう本当に1軍クラスというかね、1軍に近い選手がみんな並んでる中で5回までいって、合格点」

 ――これからも先発調整を続ける。
 「全部が先発というわけにはいかないけど、今日ぐらいのピッチングできるのであれば、またそういう機会もあると思うし、中入ってもちょっと長いイニングをね。ロングリリーフとか。ちょっと先発の数の問題で、先発したり中入ったりという使い方になるとは思うけど、今日の投球見せてくれたら、またもう1回という感じになってくると思うよ」

 ――湯浅は3点リードの8回2死満塁から登板して2四球。
 「あえてそういうところで行かしたんだけど、ただ3点差というところで、1発食らっちゃいけない場面なので、もう本当に細心の注意を払いながらの投球でそういう意味ではストライクゾーンでっていうところまではいってないかな。状態が良ければどんどんストライクゾーン投げて、空振り取って、ファウル打たせてっていうことができるんだろうけど。なんとか低め、なんとかコースという感じが外れていってしまってるから。そこらへんの制球力、やっぱり8回、9回投げるピッチャーになってくるとね、もう1球も間違えられないという中で投げないといけないので。よくとれば細心の注意を払いながら、逆転されない、追いつかれないという投球はできたと思うし、その中で1つ目のフォアボールはまだしも、2つ目はあそこのバッターでなんとか打ち取れればよかったな。今後もそういう場面で投げていく機会があると思うし、また次しっかり頑張ってくれれば」

 ――ノイジーは4日からの広島・由宇遠征に帯同する。
 「うん、連れて行く」

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