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菅野智之が無傷の5勝目 昨季4勝を上回るも「去年のことは去年…新しい自分をこれから磨いていきます」

2024年06月02日 17:35

野球

菅野智之が無傷の5勝目 昨季4勝を上回るも「去年のことは去年…新しい自分をこれから磨いていきます」
<西・巨>5勝目の菅野はファンの声援に応える (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人7―1西武 ( 2024年6月2日    ベルーナD )】 巨人の菅野智之投手(34)が2日の西武戦(ベルーナD)で今季最速タイの153キロをマークし、7回4安打無失点と好投。5月11日のヤクルト戦(神宮)以来22日ぶりとなる無傷の今季5勝目を挙げた。菅野の開幕5連勝は2020年に13連勝して以来4年ぶり。
 4回まで0―0のまま試合が進行したが、味方打線が5回に3点、7回に3点と2度の集中打で強力援護。盟友・小林とのバッテリーでイニングを重ねた109球の好投だった。

 試合後、敵地でのヒーローインタビューに臨んだ菅野は「きのうイヤな負け方をしてしまったので、先制点をなるべく与えないような入りをしました」と前日1日の逆転サヨナラ負けを踏まえてまずはコメント。

 続いて「味方のいい守備にもたくさん助けられたので、それがきょうのゼロ点っていう結果になったと思います」とヘルナンデス、立岡ら外野陣も含めてバックに好守が相次いだことに感謝した。

 「十分すぎるぐらいのたくさんの援護をもらえたので、楽に投げることができました」と今季最多タイの14安打で7得点した打線にも笑顔。

 相性抜群な盟友・小林との“スガコバ”バッテリーについては「きょうはあまり冴えていなかったと思うので、反省したいなと思います」。5回2死一塁で源田に対してカウント1―1となった場面では珍しくサインに何度も首を振り、次の内角スライダーで右飛に打ち取ると、ベンチに帰りながら小林に話しかける場面もあっただけに苦笑いだった。

 また、昨季の4勝(8敗)を早くも超える今季5勝目を挙げたことについて聞かれると「去年のことは去年でもう忘れているので、新しい自分をこれから磨いていきます」と強い意思のこもった眼光でキッパリ。

 今後に向けては「交流戦は2カード勝ち越しで、本当にいい戦いが出来ていると思うので、来週は東京ドームで(ロッテ、オリックスと)6連戦だと思うので、皆さん、東京ドームに応援しに来てください。よろしくお願いします」と力強くファンに呼びかけていた。

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