このゆびと~まれ
【第42回】深日漁港での写真撮影会
2020年12月14日 05:00
社会
その第1回目の写真撮影をしてきました。
当日は晴天に恵まれ、最高の空模様の中での撮影会となりました。
みんなで漁港の中のいろいろなところを撮影しました。
以前、出前授業をしていただいたスポーツニッポン新聞社の方の話を思い出しながら、自分の撮りたい写真のイメージを膨らませました。
漁に使う道具、かご、船など、どれも漁師さんが日々使用しているものを素材に、クラスメートをモデルにしたり、空と海のコントラストを楽しんだり…。子どもたちそれぞれが自分たちの世界観を満喫していました。
漁港の中を散策していると、たまたま南組合長さんが網を修理していました。
漁師さんたちが直営する海上釣り堀では、「おーい、〇〇ちゃん、もう少ししたらお父ちゃん帰ってくるで!」と、漁師の父を持つ生徒が声をかけられたりと、子どもたちが知らない地域の魅力が、校区の中にまだまだたくさんあるんだなあと感心しました。
さあ、子どもたちが日常的に見ている風景を写真で切り取ったものを少しご紹介しましょう。
そして、コロナが落ち着いたら、ぜひ、「Go To FUKE」をお待ちしています。
今回はこのあたりで。このゆびと~まれ。
(岡田 良平)(次回掲載は21日)
【深日(ふけ)】大阪府の最南端、泉南郡岬町にある深日は四国や淡路島への交通の要衝として繁栄した。地区人口は1971年の8059人から、2019年には3766人に減少。深日小学校の児童数も1978年は875人いたが、2019年には74人にまで減少した。大阪市内から電車で約1時間の場所にも、少子高齢化の波が押し寄せている。