このゆびと~まれ
【第56回】一足お先に!1年生のお花見会
2021年03月22日 05:00
社会
河野さんの梅林が花盛りとなり、花の香りが周辺一帯に広がっています。
念には念を入れてコロナウイルスの感染対策をし、お菓子を持参して、少し早い春探しもしながら出かけてきました。
昨年度、河野さんと全校の子どもたちと一緒に苗木植えました。その小さな梅の木も花を咲かせていました。
梅林は本当に甘い花の香りに包まれ、子どもたちもとても楽しそうでした。
間近に観察する梅の花や、つぼみの様子に興味津々の子どもたち。そして、お待ちかねのお菓子タイムとなりました。梅の木を囲んでレジャーシートを敷き、みんなで食べたお菓子は最高でした。
しばらくすると、子どもたち同士で劇を始めたり、歌を披露したりしていました。飛び入り参加する子どもたちもいて、本当に自由で楽しそうでした。
担任の先生の話では、普段から自分たちで盛り上げたり、楽しんだりすることが得意な子どもたちなんだそうです。
そういう明るさや人懐っこさは、「深日の子やなあ」と感じる瞬間でもあります。
潮風と梅の香りに包まれて、子どもたちも梅の木もすくすくと育っています。みなさんのまちにも春はもう来ましたか。
今回はこのあたりで。このゆびと~まれ。
(長根 わかば)(次回掲載は29日)
【深日(ふけ)】大阪府の最南端、泉南郡岬町にある深日は四国や淡路島への交通の要衝として繁栄した。地区人口は1971年の8059人から、2019年には3766人に減少。深日小学校の児童数も1978年は875人いたが、2019年には74人にまで減少した。大阪市内から電車で約1時間の場所にも、少子高齢化の波が押し寄せている。