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【第82回】きんかんなまなま?

2021年09月20日 05:00

社会

【第82回】きんかんなまなま?
石川県金沢市ってどんなところだろう?? Photo By スポニチ
 みなさん、こんにちは。深日小の谷内です。
 5年生は石川県の金沢星稜大学・芥川ゼミの大学生とオンライン交流授業を行いました。

 まずはお互いに自己紹介をしました。

 学生からは大学、石川県、富山県について教えてもらいました。

 子どもたちにとっても大学という場所はとても新鮮で、興味津々!

 石川県、富山県についても知らないことばかりでした。

 「きんかんなまなまになっとっさけ、気ぃつけまっし!」

 突然ですが、みなさん〝きんかんなまなま〟って、どういう意味か分かりますか?

 これは、大学生から子どもたちへ出された金沢弁クイズです。

 「ちゃんとしなさい、ってこと?」

 「え?どういう意味?」

 「きんかん…??」 子どもたちから正解は出ませんでした。

 実は〝きんかんなまなま〟とは、雪道が固く凍って、つるつるになっている状態のことを言うそうです。

 「きんかんなまなまになっとっさけ、気ぃつけまっし!」は、(道が)凍って、つるつるになっているから、気をつけなさい!ということだそうです。

 「えーっ!そういうことなん!?」
 子どもたちはびっくり!

 言葉の違いってやっぱりおもしろいですよね。

 その後は、オンライン上で楽しめるクイズやゲームで子どもたちを楽しませてくれました。

 中でも、子どもたちに一番人気だったのが、NGワードゲームです。

 質問をして、制限時間内に事前に決めておいたNGワードを言わせれば勝ちというゲームです。

 質問側は、NGワードを悟られないように質問を考えないといけません。

 また、回答側もNGワードを推測して答える必要があります。

 「たぶんNGワードこれやな!」

 「どうやったらNGワード言わせることができるやろう」

 考えながら答えたり、質問したりと、大盛り上がりで大学生チームに勝った子どもたちでした。

 オンラインを使うことで、普段会えない人たちとも交流ができ、深日から遠く離れた石川県も、も身近に感じることができました。

 そんな大学生による金銭教育の様子は次回に。このゆびと~まれ。

                (谷内 彩佳)(次回掲載は27日)

 【深日(ふけ)】大阪府の最南端、泉南郡岬町にある深日は四国や淡路島への交通の要衝として繁栄した。地区人口は1971年の8059人から、2019年には3766人に減少。深日小学校の児童数も1978年は875人いたが、2019年には74人にまで減少した。大阪市内から電車で約1時間の場所にも、少子高齢化の波が押し寄せている。

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