このゆびと~まれ
【第80回】うめぇ味のある作品たち
2021年09月06日 05:00
社会
「今までどの学年もやっていないことをしたい」
「みんなに梅のことを知ってもらいたい」
「調べたことや知ったことをまとめたい」
など、様々な意見が出ました。
今回はその取り組み・作品を紹介します。
『第1弾!~模造紙レポートづくり~』
(1)梅シロップ・ジュースの作り方
(2)梅カレンダー
(3)河野さんへのインタビュー
3つのグループに分かれて制作しました。
どのグループも、どうやって分かりやすく伝えるか、デザインから話し合い、工夫して取り組みました。
「私これまとめるから、○○くんは梅の絵描いて」
「梅の色になるようにグラデーションにしよう!」
一生懸命作業をしているかと思えば、
「先生、パソコン使っていいですか?」とある子が尋ねてきました。
何のために使うのかな?と思いながら許可すると、なんと自分で分からないことを検索したり、梅の画像を調べたりし、レポート作りに活用しているんです。
深日小学校では、子ども1人に1台のパソコンが導入されています。常に教室に準備されているので、調べたい!と思ったときに活用することができます。子どもたちってすごいですよね。環境にすぐに順応しますから。
それぞれのグループで協力し、意見も出し合い、改良を重ね、見た目もとっても華やかな、全員が納得する作品に仕上がりました。
『第2弾!~梅キャラクターづくり~』
〝梅キャラクターを作ろう〟と題し、パソコン上で絵を描いてみました。
子どもたちは自分でいろいろ試していくうちに、すっかりパソコンを使いこなしていました。
そして、味のある個性あふれるキャラクターが誕生!とってもかわいいです。
『第3弾!~梅マスコットづくり~』
5年生から学習が始まる家庭科。子どもたちも裁縫をするのを楽しみにしていました。
玉結びや玉止め、縫い方に苦戦しながら、自分だけの“梅マスコット”が完成し、みんな大喜び!
オリジナリティーあふれる表情のマスコットを、喜んでランドセルに付けている子どもたちもいました。
とってもうめぇ味のある作品でしょ。
本当に子どものたちの能力ってすごい!!
では、今回はここまで。このゆびと~まれ。
(谷内 彩佳)(次回掲載は13日)
【深日(ふけ)】大阪府の最南端、泉南郡岬町にある深日は四国や淡路島への交通の要衝として繁栄した。地区人口は1971年の8059人から、2019年には3766人に減少。深日小学校の児童数も1978年は875人いたが、2019年には74人にまで減少した。大阪市内から電車で約1時間の場所にも、少子高齢化の波が押し寄せている。