このゆびと~まれ
【第105回】チーム深日!
2022年02月28日 05:00
社会
今まで、深日小の取り組みや地域の方とのつながり、また、たくさんの方と関わり、支えていただきながら、子どものたち成長を見守ってきました。
今回は私たちを支えてくれる大切な存在である、校務員さんと支援員さんの紹介をしたいと思います。
岬町が雇用し各校に数名の支援員さんと校務員さんを配属してくれています。
深日小は中山裕美さん、中村順子さん、小坂めぐみさんの支援員、校務員の本郷嘉朗さんが赴任しています。
3人の支援員さんは、いつも子どもたちに寄り添い、声をかけ、気になることがあるとすぐに担任に知らせてくれるなど、ここにも小さな連携がみられます。
校務員さんは、みんなが学校生活を過ごしやすくするために、校内の環境整備はもちろんのこと、休憩時間には運動場で子どもたちとドッチボールをするなど、子どもたちとよく関わってくれています。
このように、教員と違う視点を持って子どもたちと関わってくれる人が校内におり、教職員全員とで80人の子どもたちをそれぞれの立場で見守っていける教育環境に感謝しています。
この4人の方にお礼を言うと、「私たちも元気をもらっています。」といつも笑顔で応えてくれます。
年度末を控えた今、4人の方々に「今年度(今まで)をふりかえって」と題して、お話を聞かせて頂きました。
「いろんな学年の子どもたちと接することで、深日小の一員として子どもたちの成長を見守れることが楽しいです」
「先生ではなく、学校でのお母さん的な存在なのかも。未来ある子どもたちの成長を見るのが楽しみでもあり、元気をもらっています」
「子どもたちからのありがとうの一言が何よりもうれしいです。」
「一緒に遊ぶと子どもたちが喜んでくれるので、役に立ててるかなぁと思ってます」
と話してくれました。
「ありがとう」の一言・・・
たった一言ですが、「ありがとう」が持つパワーはすごい!!
時には元気のもとになり、笑顔のもとになり、またある時には、人間関係も良好にしてしまいます。
「ありがとう」が飛び交い、みんなが笑顔になる。そんな学校になればいいなぁと願いながら・・・
今回はここまで。このゆびと~まれ。
(長根 わかば)(次回掲載は3月7日)
【深日(ふけ)】大阪府の最南端、泉南郡岬町にある深日は四国や淡路島への交通の要衝として繁栄した。地区人口は1971年の8059人から、2019年には3766人に減少。深日小学校の児童数も1978年は875人いたが、2019年には74人にまで減少した。大阪市内から電車で約1時間の場所にも、少子高齢化の波が押し寄せている。