このゆびと~まれ
【第81回】テーマソングを歌おう
2021年09月13日 05:00
社会
「今日も頑張ろう!」と元気になれる曲を作ろうと、作詞作曲から子どもたちとトリコロールさんのコラボで行っています。
昨年度は何度も特別授業を行ってもらいましたが、緊急事態宣言の発令により来校してもらえなくなり、曲作りは途中のままです。
そんな状況下ですが、新年度が始まりトリコロールさんから、曲のCD、歌詞カードのプレゼントが届きました。
そこで各学年で練習することにしました。
朝の清掃の時間に、放送委員会が曲を流し、学校全体での練習が始まりました。
5年生の音楽の授業で、歌の練習をしていた日のことです。廊下を通りかかった教頭先生が5年生の歌声に感動し、すぐにトリコロールさんに連絡してくれました。そして携帯電話越しに、歌を聴いてもらうことができました。
「すごーい!」と褒めてもらいましたが、子どもたちは納得できませんでした。
「でもどうやって歌ったらいいんか分からんところがある!」
「速いところの歌い方教えてほしい!!」
子どもたちの思いを伝え、オンラインで特別授業を行ってもらえることになりました。
教えてもらうまでに、しっかり歌えるようになりたい!
モチベーションも高まっていきました。
音楽の授業で練習を重ねて、いざ特別授業へ!!
パソコン教室で、ウェブ会議システムのZoomをつないで、トリコリールのお二人と対面できました。
話をするのが初めての5年生の子どもたち。ちょっぴり緊張しながら一人ずつ自己紹介をしました。
歌うときは感染症対策のため、人数を減らし、CDの伴奏に合わせて聴いてもらいました。
トリコロールさんからは、
「しっかり最後まで伸ばし切ってね」
「テンポに気をつけよう」
「強弱記号が付いているから意識してね」と、丁寧に優しく教えていただきました。
楽譜の読み方も教わり、歌うときに意識するポイントがさらによく分かりました。
難しかったポイントもアドバイスをもらうと急成長!
とっても素敵な歌声を響かせてくれました。
たくさん練習して、もっと上手になっていけるといいな~♪
今回はここまで。このゆびと~まれ。
(谷内 彩佳)(次回掲載は20日)
【深日(ふけ)】大阪府の最南端、泉南郡岬町にある深日は四国や淡路島への交通の要衝として繁栄した。地区人口は1971年の8059人から、2019年には3766人に減少。深日小学校の児童数も1978年は875人いたが、2019年には74人にまで減少した。大阪市内から電車で約1時間の場所にも、少子高齢化の波が押し寄せている。