このゆびと~まれ
【第44回】我は海の子
2020年12月28日 05:00
社会
この作品は深日漁業協同組合の南組合長や漁師のみなさんたちのご協力もあり、岬町にある道の駅「夢灯台」に飾られています。お立ち寄りの際は、ぜひ、子どもたちの作品を見ていただき、ほっこりしてください。では、その作品を紹介していきましょう。
まずは、川嶋澪翔さんの作品です。企画のメインタイトルになる「めっぽう、ちっこいわいて~自然と親切~」をどの写真と組み合わせるか悩みに悩んでいました。思い切って、自分たちの写真にしてしまったところが最高に良い!
続いて坂田麻沙希さんの作品です。インスタ映えしますねえ。左下の「岬の魅力」とある文字もカッコイイ!深日漁港の船着き場で撮ったとは思えません!
次は西田慎平さんです。深日漁港に水揚げされたばかりのマナガツオです。この魚の透明感と迫力が新鮮さを物語っています。「こんだけ獲れたら腹へるわ」という漁師さん目線のキャッチコピーがおもろいなあ。
次に南翼さんです。さすが、深日っ子ですね。この写真を見て、どういうやり取りがあるのかすぐにピンときていました。「おれがおとしちゃら」という言葉遣いは地元ならではの雰囲気がバンバン伝わってきます。
そして、南実里さんです。まさに「さかなの家」ってその通りなんですよ。しかも住み心地がけっこう良さそうですしね。ちなみに、この場所は週末には家族連れがアジを釣ってる深日漁港なんです。まったくそうは見えません。
ラストが山崎美依さんの作品。う~ん。映えますなあ。靴ってこんなにかわいらしく見えるもんなんですね。どこか南国のリゾートのような感じがしますが、深日漁港です。
お越しの際は、ぜひ子どもたちの作品を見ていただき、新鮮な魚やお野菜を買っていってください!
今回はここまで。このゆびと~まれ。
(岡田 良平)(次回掲載は1月4日)
【深日(ふけ)】大阪府の最南端、泉南郡岬町にある深日は四国や淡路島への交通の要衝として繁栄した。地区人口は1971年の8059人から、2019年には3766人に減少。深日小学校の児童数も1978年は875人いたが、2019年には74人にまで減少した。大阪市内から電車で約1時間の場所にも、少子高齢化の波が押し寄せている。