このゆびと~まれ
【第104回】縁joyニュース(劇編)
2022年02月21日 05:00
社会
劇の題名は「縁joy(えんじょい)ニュース」です。
実は5年生の学級目標である「縁joy~みんなで一生懸命立ち向かい最高の絆をもつクラス~」からきています。
この学級目標も子どもたちと一緒に考えたもので、何事も楽しみ、人とのつながり(縁)を大事に、みんなで5年生として頑張っていこう!という思いが込められています。
1学期に梅プロジェクトで河野さんご夫婦に教えてもらったこと。自分たちが体験したことを盛り込んで、ニュース番組風に発表するという設定に子どもたちも大賛成。
配役はキャスター役2人。梅博士役、梅シロップ、梅ジュースづくり担当3人。梅干しづくり担当4人。リポーター、河野さん役の11人です。
「おはようございます!時刻は10時10分、縁joyニュースのお時間です」
挨拶から劇は始まり、スペシャルゲストに梅博士が登場!疲労回復にぴったりの食べ物の梅についての梅特集のニュースが始まります。
梅シロップ梅ジュースづくり担当、梅干しづくり担当の登場シーンでは、段ボールで作った大道具や実物を交えながら、作り方を楽しく説明します。
途中には、某お菓子会社の梅グミCMも演じ、笑いを!
そして本当のニュース番組さながらに、速報で河野さんへのインタビューの様子を河野さんの熱い思いを込めて発表しました。
エンディングには、全員で「うめぼしのうた」に合わせてダンス♪
5年生の仲の良さが見える発表となりました。
5年生になり、劇を行うことに担任としては少し迷いがありました。
高学年として恥ずかしいのではないか?
苦手な子にとってはしんどいのではないか?
もちろん、そういう思いをもつ子どもたちもいたことだろうと思います。
それでも、みんなで楽しく、自分を「表現する」そういう場も今後の経験には必要だと思い挑戦しました。
担任の心配は見事に裏切られ、全力でやり切り、子どもたちは達成感を味わうことができました。
クラス全員で一つのことを成し遂げるっていいですよね。
縁joyニュース大成功!!!
今回はここまで。このゆびと~まれ。
(谷内 彩佳)(次回掲載は28日)
【深日(ふけ)】大阪府の最南端、泉南郡岬町にある深日は四国や淡路島への交通の要衝として繁栄した。地区人口は1971年の8059人から、2019年には3766人に減少。深日小学校の児童数も1978年は875人いたが、2019年には74人にまで減少した。大阪市内から電車で約1時間の場所にも、少子高齢化の波が押し寄せている。