古市憲寿氏「小学館第一コミック局と脚本家の方のコメントを読みました。疑問に思ったのは…」

2024年02月09日 08:49

芸能

古市憲寿氏「小学館第一コミック局と脚本家の方のコメントを読みました。疑問に思ったのは…」
古市憲寿氏公式X(@poe1985)から
 社会学者の古市憲寿氏(38)が8日、自身のSNSを更新。昨年10月期放送の日本テレビドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死した問題で、原作漫画の出版元の小学館「第一コミック局」編集者の一同の声明、そして、ドラマの脚本を担当した脚本家・相沢友子氏のコメントについて言及した。
 古市氏は「小学館第一コミック局と脚本家の方のコメントを読みました。疑問に思ったのは、2023年10月10日発売の最新刊を脚本家を含め、ドラマスタッフは読まなかったのかということ。『初めて聞くことばかり』というのは、あんまりじゃないか、と。え、書いてあったけど。脚本家の方を責めたいわけじゃなくて(OA直前の忙しい時期でしょうから)ドラマスタッフの誰かが共有することもできなかったのか」と指摘し、「残された情報から推察するに、芦原妃名子さんは誰もを責めたくないという思いがあった方でしょうから、誰かを血祭りにあげるのではなくて、もう誰も傷つかないで済むように、エンタテインメントの世界が前に進んでいけばいいと思っています」とつづった。

 続く投稿では「なんだかやるせないね。いかなるときも必ず原作通りに映像化すべきだとは言わないけれど(うまくいっている例はたくさんあるから)、単行本も読んでなかったのかもと思うと、力が抜ける」と記した。

 芦原さんは、昨年10月10日に発売された原作の最新第7巻冒頭で、8月31日付のメッセージとして、ドラマについて触れていた。ドラマは同24日放送開始。原作から大きくそれたと感じた部分は「しっかり修正させていただいてる」とし、物語の終盤は「あらすじからセリフに至るまで私が書かせていただいています。恐らく8話以降に収録されるはず」としていた。また、「いろんな実写化への関わり方があると思いますが…あれこれ悩みつつ今回はこういう形をとらせていただくことになりました」と心境をつづっていた。

 芦原さんの訃報は1月29日に伝えられた。芦原さんは1月26日に更新した自身のXで、脚本をめぐり局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになったとして視聴者に向けて謝罪。当初提示していた「漫画に忠実に描く」などの条件が反故になっていたと明かしていた。

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