【王将戦】3連覇の藤井王将 広げた戦法の幅 「経験のない形」も「一歩得する形」生かし4戦全勝

2024年02月09日 05:14

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【王将戦】3連覇の藤井王将 広げた戦法の幅 「経験のない形」も「一歩得する形」生かし4戦全勝
タイトル戦20連覇を達成し、花束を手に笑顔を見せる藤井王将(撮影・田中 和也)  Photo By スポニチ
 【第73期ALSOK杯王将戦七番勝負第4局第2日 ( 2024年2月8日    東京都立川市・オーベルジュときと )】 3連覇達成後、藤井聡太王将は大盤解説が行われた「たましんRISURUホール」で記者会見を行った。タイトル戦連覇記録を抜いた大山康晴15世名人への思いなどを語った。
 ――大山はどんな存在?
 「凄い伝説上の方というイメージがある。一方で、奨励会時代に大山先生の棋譜を並べていたことがあって、主に相居飛車の将棋だったんですけど、受けの手厚さはもちろん、当時から先進的な将棋を指されていたのかなという印象」

 ――今年初の防衛戦での防衛成功の手応えは?
 「これまで対局の間隔が空いたときに、内容のよくない将棋を指してしまうことが多かったので、今回は大きくコンディションを崩さずに戦っていけたのは、手応えのある結果となった」

 ――8冠達成後から少しずつ戦法の幅を広げたいと言っていたが。
 「本局は経験のない形だったけれど、序盤でこちらが一歩得する形となるので、それを生かせることができたら面白いのかなという気持ちもありました」

 ――対局地「オーベルジュ ときと」の感想は?
 「期待以上というか洗練された雰囲気があって、お食事もとてもおいしくて、素晴らしい環境で対局をさせていただけた」

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