田崎史郎氏 岸田首相が盛山文科相を更迭しないワケ「解散命令を出したことをそれなりに評価すべきだと」

2024年02月09日 14:50

芸能

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が9日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。8日の衆院予算委員会で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体から2021年の衆院選で支援を受けたとの一部報道を巡り、推薦確認書への署名について「記憶が全くない」との答弁を繰り返した盛山正仁文部科学相(衆院兵庫1区)について言及した。
 7日の予算委では「サインしたかもしれない」と答弁しており、修正した形。8日の予算委では、選挙で各種団体から200通を超える推薦状を受けたとして「全て破棄した」とも明言した。

 推薦確認書は教団側が望む政策への賛同を求める内容で、推薦状を出す条件とされる。別の自民党議員の関係者によると、一般的に候補者側は推薦状を受け取る一方、推薦確認書は団体側が回収し、渡されないケースが多い。盛山氏は「それ自体を頂戴していないのではないか」と語り、確認書を受け取っていないとの認識を示した。

 田崎氏は、岸田文雄首相が更迭しない理由について「昨年の10月に解散命令を東京地裁に請求したのは、盛山大臣がやられて、あの時はわりと盛山大臣が結構リードしていたんですよ。決断した後の記者会見についても、旧統一教会の問題を追及した人もあの記者会見はよかったと評価が高かったんです。今回、問題になっているのは、それより2年近く前の話なんですよね。2年近く前にいろいろ関係が深かったと。その深かった人が解散命令を出したわけです。解散命令を出したことをそれなりに評価すべきなのでは、ということです」と自身の見解を述べた。

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