小澤征悦が語っていた偉大な父への思い 桑子アナとの結婚は征爾さん86歳誕生日 数々の「ボンボン」話も
2024年02月09日 20:10
芸能
征悦は、世界的に有名な父を持つ心境について2021年に出演したテレビ番組で「息子としてやりづらさはなかった」と語っていた。理由については「今の事務所にも感謝しているんです。仕事する上では絶対に小澤征爾の名前は使わずに、一役者としてやっていった方がいいと。そういう方針で。俺もそれでお願いしますと。(小澤征爾の息子ということは)事実だから、世間はいろんな見方する人がいると思うんですけど…」と、事務所があくまで一人の役者として扱ってくれたことに感謝。さらに、「仕事を始めて10年くらいたった時に握手を求められたんですね。そしたら“小澤さんのお父さんって小澤征爾さんなんですってね。全然知らないで小澤さんの芝居を見ていた”と言われて、頑張ってきて良かったなって。自分を見て分かってくれた人が、後から親父のことを思ってくれた時のことがうれしかった」と振り返っていた。
また、“世界のオザワ”一家ならではの「ボンボン」話も語ることもあった。麻布十番の高級焼き肉店には「父が海外からアーティストとかオーケストラの楽団員さんが来ると、おもてなしでここによく行ってたんです。当時はまだ日本の焼き肉が美味しいっていうのもあまり知られてなくて、海外から来た人はものすごく感動してくれてね。親父のおかげで中学生から行っていた」と明かし、セレブではなく「ボンボンエピソードです」と笑顔。
その他にも、父の仕事について行けば、各界の有名人と多く出会い「10歳の時、スティーブン・スピルバーグに会ったんです。親父が紹介してくれて。僕は『E.T.』が大好きで、顔マネをスピルバーグさんの前でやったら物凄くウケてくれて。その後、お手紙をいただいたんですけど『I love your E.T. face』って書いてくれて。額に入れて部屋に飾ってあります」と仰天話を披露。2015年には「親父が日本でいう芸術の文化勲章のようなもの(ケネディー・センター名誉賞)をいただいたので家族でホワイトハウスに行って。当時のオバマ大統領とあいさつして握手したり」と語るなど、偉大な父との壮大なエピソードの数々を明かしていた。
2000年以降は白内障、食道がん、腰椎棘突起および横突起骨折、大動脈弁狭窄症など病との闘いの連続でだった征爾さん。征悦は、同じく2021年に出演したテレビ番組で征爾氏の近況について「ゆっくりやってますけどね。仕事も自分が一番やりたいことをメインにして、(コロナで)コンサートも含めて、やりたかったこともやれなかったというのもあるんですけど、凄く前向きに自分のできることをやろうとやってます」と語っていた。