RADWIMPS野田洋次郎 海外で感じる日本への憧れ「英語で歌うと日本語で歌え!!と言われる」
2024年02月09日 15:45
芸能
大ヒット映画「君の名は」の劇中音楽をすべて担当したRADWIMPSは、全曲英語バージョンも制作。海外でも英語バージョンを披露していたが「いや、日本語でやってくれ、日本語で聞かせろ、という声がすごいんです」と現地の反応を語る。
要望通り、日本語で歌うとパリやロンドン、アジア各国で日本語による大合唱が起きる。「みんな曲を通して日本語を勉強してくれているんです。去年もそれをすごく実感しました。コロナがあって3年経ってから海外に行ったんですけど、みんなの日本に対するあこがれとか、羨望とかもすごく募っていて。それがすごく誇らしい気持ちになれました」
世界進出に関して、デビュー当初は「絵空事だった」という。しかし、14年に韓国から始めたアジアツアーが「ものすごい熱狂だった。そのときにヨーロッパやアメリカも行きたいとなりました」と振り返る。
特に米ロサンゼルスには、幼稚園から小5くらいまで住んでいたこともあって思い入れもあった。
昨年初めて、ロスで約6000人の会場をソールドアウトさせた。その時にMCで「通っていた小学校の名前を言ったんです。そしたら“私も行ってた!!”というお客さんが何人もいて、もうとてつもない気持ちになりました。音楽は本当に不思議なことを起こしてくれるな、と思いましたね」と感慨深そうに語った。
海外でライブを行うことで音楽の力強さを実感し続けている。「言葉の壁やバリアーがどんどんなくなっていってる、光がたくさんあるなと思う」。世界中の人々と絆を深めるために、今年も中南米を皮切りに世界ツアーを行う予定だ。