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利根川の流れに任せ大満足 ハクレン85センチ リベラでファウルフック フライ沈めてそのままに
2024年06月30日 04:30
社会
![利根川の流れに任せ大満足 ハクレン85センチ リベラでファウルフック フライ沈めてそのままに](/society/news/2024/06/30/jpeg/20240629s100933D2349000p_view.webp)
リベラ釣りをしていて道糸に擦れるほどでしたので、コイを2匹釣った後、早速フライを試してみました。用意したタックルは4メートルのシーバスロッド、ザウルスのブラックフィンをフライロッドに仕立てたもので、磯からヒラアジを釣るために作った古いものです。これにドラグつきリール。そしてラインはタイプ3のシューティング。フライはサーモンフックに巻いたグリーンのゾンカー4番。水中を漂うもののような動きをするかもしれないという設定です。
ルアーは川底を転がした時に口にかかるヒットがあったので、フライもベタ底を漂うようなイメージで釣りを開始しました。なんと4投目で当たりがあり、合わせてみるとグググッと強い引きが来て外れました。恐らくファウルフックです。最も凄かったのは下流に向かって100メートル近く走り、そのままゆっくり上がってくるのかと思ったら、ふっと軽くなりバレてしまいました。これもファウルかと思います。こんなことを繰り返していると、魚を釣らないうちに疲れてしまいます。
最終的にはフライを下流に投げ、沈めてそのまま置いておくことにしました。川の流れでヒラヒラするだけで、泳がないためにひっかけてしまうことはないと思ったからです。この釣り方はサケでも度々試しますが効果的でした。また川底に障害物がなく、根掛かりの恐れがないことも味方してくれたように思います。
果たして5分もしないうちに当たりがあり、それは上流へ向かって泳ぎ始めました。今度こそヒットです。ファウルの時よりも引きは弱く感じましたが、それでも巨大魚ですからロッドがミシミシと音を立て、リールの強度が不安になるほどの引きでした。ゆっくりポンピングし引き寄せ、リールをちょっと巻いてまたポンピングして寄せてみると、幅広のハクレンでした。80センチという立派なサイズ。そしてまた何回かのファウルフックの後に丸々太った85センチが釣れました。今回はこの2匹で大満足。しかしやはり目標はメーターオーバーです。(東京海洋大学元客員教授)