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和歌山県・白浜町「代々丸」 パワフルな青物と力比べ 良型メジロをゲット!!

2024年07月03日 05:30

社会

和歌山県・白浜町「代々丸」 パワフルな青物と力比べ 良型メジロをゲット!!
釣ったメジロを重そうに持つのぞみ(中央、左は竹内夏紀さん、右はそらなさゆりさん) Photo By スポニチ
 われわれ釣り人の楽しみの中に、とてもパワフルな引きを見せる青物との力比べという要素がある。そして、その青物に力比べを挑む釣法にもいくつかあり、その中で近年主流となってきたアンダーベイト(小魚を餌にした落とし込み釣り)という釣法が人気。今回は関西でこの釣りのパイオニア的存在である和歌山県・白浜町の代々丸(スポニチ釣り指定店)へ取材に行ってきた。 (スポニチAPC・矢野 貴雄)

 今回の取材はテレビ大阪で放映されている番組「ガッ釣り関西」のロケに同行という形で行った。釣り人は番組出演者、釣具メーカーのハピソンガール・そらなさゆりさん、竹内夏紀さん、そしてリポーターののぞみちゃんの3人が挑戦した。

 出港前に番組のオープニング撮影、タックルの準備などを行い、若干波気のある中をポイントへ向かって船はカジを取った。

 用意するタックルは、落としこみ用ロッドに中型の電動リールと電動リール用のバッテリー、そして仕掛けがハリス12号で5本針のサビキ仕掛け。

 釣り方は、まずサビキ仕掛けで小魚(ベイト)を掛け、掛かった小魚を青物に食わせるという釣法で、船頭が魚群探知機を使ってまず小魚の反応を探し、見つけ次第仕掛けを投入して小魚を掛ける。

 小魚が掛かったら、基本的には底から2~3メートル付近に仕掛けを持っていき、青物からの魚信を待つというスタイル。

 ということなので、まずはこの小魚を掛けなくてはならない。多くの場合イワシが餌となるのだが、この日は小魚がアジだったため、底付近での反応が多く、なおかつ波の影響もあって掛かりが芳しくない状況。そのため青物の釣果にもつながらず、徐々に諦めムードになりつつあった。しかし、そんな状況を盛り返し青物をゲットする奥の手を船長は用意していたのだ。

 すぐ実行に移すとこれが功を奏し、右舷ミヨシでロッドを出していたのぞみちゃんに待望の青物がヒット。

 丁寧なやりとりの末に見事なサイズのメジロをゲットしこの日のロケを締めくくることができ、沖上がりとなった。3人の悪戦苦闘ぶりや、船長の奥の手とは何なのかを、6日放送の番組でぜひご覧いただきたい。

 代々丸ではこれからは、アンダーベイト、カツオなどのキャスティングほか、イカメタルでのアカイカも楽しめるのでぜひ釣行してほしい。問い合わせは「代々丸」(電)090(3168)1739へ。

 ◆アクセス 紀勢自動車道・南紀白浜ICより、国道42号を串本方面へ南下、一目坂トンネルを越え約300メートル先、脇道へ右折、富田浦・袋港へ。

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