フィッシングニュースフィッシングニュース

“ヌーン”感覚つかめず…3匹ゲットもまだまだマダコは苦手

2024年07月13日 05:30

社会

“ヌーン”感覚つかめず…3匹ゲットもまだまだマダコは苦手
タチウオとの駆け引きは最高!天国タイムを楽しみました Photo By スポニチ
 【石坂衣里の何でも釣ってやろう!】癒やし系の“釣り姉貴”こと石坂衣里が、東京湾でマダコ&タチウオ釣りに挑戦した。1回の出船で2魚種を狙える“二刀流”だが、マダコには強い苦手意識があるようで…。

 私にとって“天国”と“地獄”のリレー船がある。東京都南六郷・ミナミのマダコ&タチウオ船だ。タチウオは大好きな一方、マダコは大の苦手で…さてどんな一日になりますか。

 「今日はマダコ→タチウオ→マダコの順番でいきます」と安達祥一船長がアナウンス。苦手→好き→苦手の順ってことか。マダコが苦手な理由は、根掛かり恐怖症なんです。その上、タコ餌木にマダコが乗った感覚がイマイチ分からない。SNSがマダコで盛り上がっているから狙いたくなるし、先日ニュースでマダコの値段が高騰していると知って、欲が勝ちました。

 まずは1匹を目標にマダコ釣りスタート。心の準備をしていると「ここは根掛かりがひどいからね~」と船長がプレッシャーをかけてくる。恐る恐る船の真下にタコ餌木を落とし、海底の具合を探ります。遠くに投げて広範囲を探るのが有効なのは分かっていますが、ビビリにはハードルが高い。コツコツと底を小突いている時、岩肌にガツガツと当たったら。その時は「怖い」と独り言が出ちゃうかも。

 マダコが乗るとヌーンと重くなると教えてもらっても、ヌーンとなる感覚がつかめないまま開始から20分。悩みながら小突いた後、竿先をわずかに持ち上げると重さが伝わってきた。急いで上げてくると、餌木を抱えたマダコが!釣ったというより釣れちゃった系だけど、目標の1匹目をゲット。さらに1匹追加したが、乗った感じがヌーン?分かったような、分からないような。

 そして得意なタチウオを狙いに猿島沖へ。タチウオとの駆け引きだ~い好き。餌をかじっているぞ、離しちゃったの?また食ってよ~と仕掛けを上げ下げして誘って。ようやくグググンッと食いついて釣れるのが好き。釣行当日のパターンを早くつかんで、グングン数を伸ばしていきます。

 天国タイムは1時間ほどで終了。再び地獄…いえマダコ釣りです。すでにオデコは回避できているので、後半は根掛かりを恐れずにヌーンを感じることが目標。3匹目をゲットしたものの、やっぱりヌーンは分からずじまい。この日のミナミの釣果は3~8匹。私3匹なので(汗)。ヌーンが分かるようになるのは、いつになるやら。ガンバレ自分!

 ≪水分補給は小まめに≫日照りを好むマダコには“照りダコ”との異名はあるが、釣り人にこの暑さは過酷。安達船長が途中「飲み物足りない人は言ってね。余分に積み込んでるから」と神の声。釣りに集中し過ぎるのはとても危険なので、小まめな水分補給は必須。私は冷えたお茶を入れた水筒2本を持参して乗船しています。

 ◇当日のタックル 《マダコ》竿=タコエギBB・S175、リール=バルケッタBB 150DHPG
 《タチウオ》竿=サーベルマスター・テンビンM165、リール=プレイズ400(以上、シマノ)

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、南六郷・ミナミ=(電)03(3738)2639。出船時間は午前7時半、乗合料金は1万500円。釣り物は日替わりのため、出船などは要問い合わせ。

コラムランキング

バックナンバー

【楽天】オススメアイテム