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“東洋のドーバー”望み 快竿圧巻3キロ夏ヒラメ シーズン到来!!絶景も型も数も楽しめる 飯岡・隆正丸
2024年07月15日 04:30
社会
![“東洋のドーバー”望み 快竿圧巻3キロ夏ヒラメ シーズン到来!!絶景も型も数も楽しめる 飯岡・隆正丸](/society/news/2024/07/15/jpeg/20240714s100933D2380000p_view.webp)
餌となる生きイワシは18~20センチ。そのまま塩焼きにしてもうまそうな大型。片舷8人、そのうち1人はミヨシでルアー釣り。15匹のごちそうが海底へと送り込まれた。50センチほど底を切りあとはマメなタナ取りが肝要だ。
右舷トモ寄りに陣取った東京都練馬区の石上元和さん(58=自営業)がやりとりを始めた。建築関係の仕事仲間6人で乗船。釣り会の取りまとめ役で「みんなを好きな席に座らせてから空いたところに入った」という余裕を見せての1匹は3キロちょうどだった。これまでの自己記録は千葉県大原沖で釣った6・2キロ。磯釣りもこなす「釣りは何でも」の名人だ。
この日は潮が流れず銚子沖まで場所を替えながらの拾い釣りとなった。根掛かりも頻発。ベテランでも酷な状況が続く。
左舷胴の間に陣取り、自らはほとんど竿を出さず両隣に座らせた初ヒラメ釣り2人の先生役に徹していたのは千葉県柏市の大沼聡さん(52=会社員)。「たまたま自分にヒラメ釣りの経験があったので。そのうち仕立て船を出したいと思っています」。釣り仲間づくりの熱血指導だ。
生徒の一人、ミヨシ側の千葉県市川市・高橋一広さん(33=会社員)は、前当たりから食い込むまで待っての合わせを決めた。待望の一匹に「釣れるから楽しい」と先生に恩返しだ。
これからは数釣りのシーズンに入るとは芳野船長だ。だが敵は酷暑。「イワシが弱りやすいので午前9時ごろまでの短期決戦となります」。早起きは三文、ならぬ3匹の得?ヒラメの夏だ。
≪竿頭だ6匹≫マメなタナ取りと底上15センチを保って6匹を釣り竿頭になったのは、右舷大ドモの大塚亮さん(43=建設業、東京都江戸川区)。釣り歴は25年。釣れた魚は「自分の分以外は欲しい人に配ります」。ヒラメをさばくのは技術が必要だが、技アリの知人が周りにいるようだ。
▼釣況 東日本釣宿連合会所属、飯岡・隆正丸=(電)0479(57)5432。集合は午前3時半~4時。盛夏に向け早まることもあるので要確認。乗合料金は1万3000円(餌のイワシ20匹付き)。女性は1万1000円。