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マアジ祭り!!自己新150匹 ベタ底“魔法のじゅうたん”で3点掛け 深川・吉野屋

2024年08月02日 04:30

社会

マアジ祭り!!自己新150匹 ベタ底“魔法のじゅうたん”で3点掛け 深川・吉野屋
釣りに釣った150匹!クーラーも心も満杯になった Photo By スポニチ
 【富士村彩花のあやかりフィッシング】モデルで釣りガールの富士村彩花が東京都深川・吉野屋を訪れ、LT(ライトタックル)で狙うマアジ釣りに挑んだ。コマセを使う釣りとは縁があまりないそうだが“湾アジ”との相性はいかに。

 実は一年のうち、ほとんど行かないんです。ほら、久しぶりに行くことでマアジ釣りの良さを再認識できるからね。

 簡単に釣れてくれるけど、簡単じゃない日もある。そこに釣りの基本と奥深さが両方あって、どんなベテランでも原点に返るとしたら、マアジ釣りなんじゃないかな。

 ま、それに何より食べておいしいよね!この日は平日ということもあって少人数のマアジ船。「コマセが効かないかもなぁ~。ちゃんと釣れるといいなぁ」。くしゃっと笑った顔がなんだか茶トラのネコみたいな、深川・吉野屋の宇田川元茂船長が出迎えてくれた。

 よっしゃ。やったるでと燃えてる私をよそに、なんだかちょっと弱気な船長。珍しいパターン。

 まずは前日に調子が良かったという川崎沖へ向かう。「お、いい反応あったよ。ちょっと浮いてるから4~5メートル上の方やってみて」(船長)。仕掛けを投入してコマセを一振り、二振り…するとステイする間もなくトトトンと竿先が躍った。かなり活性の高い群れみたい。こんな時は3本バリでガッツリ多点掛けを狙うチャンスですね。

 3本バリは手前マツリさえ克服してしまえばこっちのもの。手返しよく扱うことができれば、束釣りも夢じゃない。マアジが1匹ついたらタナから小さくシャクりながら誘ってみたり、デジ巻きしたりシェークしたり。待つよりもしっかり誘ってあげたほうが良さそうな感じですね。ウマくハマると面白いように釣れるのが、この釣りのいいところなんだな。

 さて1時間もすると良い群れが抜けてしまい、少しテクニカルモードに。あれれ、どうした?すると宇田川船長、くるっと向きを変えて選んだポイントがこれまたヒット。今度はベタ底にマアジじゅうたんがズラリ。1点、2点、3点…わ、また3点掛けだ。「しかも全部型がいいねぇ。こんな良い日は年に数回あるかないかだよ」。

 朝の不安はどこへやら、ニッコニコの宇田川船長。夢中になって釣り続け、気がつけば…150匹の自己新記録を達成。こんな良い日があっていいんでしょうか。大満足の一日となりました。

 吉野屋はルアー・タチウオ船やマゴチ船の印象が強いですが、実はマアジにもかなり力を入れてるんです。なんたって電車圏内、ビギナーにもたくさん釣って喜んでもらえるよう、レンタルタックルも完備してますよ。

 この夏、釣りデビューする皆さん。吉野屋のマアジ船で最高の思い出をつくりませんか。

(船長お薦め「たたきゴマ油ユッケ」/) ○…宇田川船長お薦めの一品が「マアジのたたきゴマ油ユッケ風」。作り方は超簡単。中骨を落とし、縦に細切りにしたマアジを、たっぷりゴマ油で絡めて塩を少々。卵黄を1つ落とし、小ネギを散らせばあっという間に完成。プリプリマアジにトロ~リ卵、香ばしいゴマ油、至高のハーモニーにハートが3点掛けかも!?

 ◇富士村 彩花(ふじむら・あやか)1988年(昭63)生まれ、北海道出身。慶大環境情報学部卒。モデルとして活躍中。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、深川・吉野屋=(電)03(3644)3562。出船時間は午前7時、乗合料金は9000円。タチウオ船も出船中。

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