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魅力満載の夜遊び…三重県・南伊勢エリアでのイカメタルゲームは「落とせば釣れる」入れ食い状態!

2024年07月17日 05:30

社会

魅力満載の夜遊び…三重県・南伊勢エリアでのイカメタルゲームは「落とせば釣れる」入れ食い状態!
釣友の長岩さん(左)と田中さん(右)にケンサキイカがダブルでヒット Photo By 提供写真
 現在、絶好調の三重県・南伊勢エリアでのイカメタルゲーム。今シーズンはアタリ年との声が多く聞かれ、ケンサキイカの数釣りが連日続いている。また、誘ってアタリを出すゲーム性も人気の秘けつで、夕涼みがてらイカとの駆け引きを楽しむファンも多い。そんな魅力満載の夜遊びを楽しむため、7月上旬の夕方より釣友2人と南伊勢町宿田曽から出船した。 (魚魚クラブ・橋本 広基)

 午後6時に出船。日中のうだるような暑さに比べ、日も傾き始め暑さも徐々に和らいでいく。この時期のナイトゲームは、暑さを気にすることなく釣りに集中できるのもありがたい。

 ポイントに到着。水深は60メートル前後。仕掛けは、市販の2段仕掛けに、上は浮きスッテ、下は20号のなまりスッテからスタートした。日が落ちるまでのタイミングは、じっくりと底付近を探るのがこの釣りのセオリーだ。

 すると開始早々にコツンッと穂先を叩く小さな違和感が伝わった。竿を慎重に引き上げるとブシューッと元気よくスミを吐いて海面へと姿を現したのは、少し赤みがかった透明感のあるボディーが特徴的なケンサキイカ。身が柔らかく、食べても美味な高級イカだ。見渡すと乗船者にも次々とヒットが続き楽しい夜遊びの時間がスタートとなった。

 そして辺りもすっかりと暗くなってきたころには、集魚灯の明かりも効き出した。すると、活性の上がったイカたちのヒットレンジも急上昇。夕まずめこそ底付近であった反応が、30メートル、20メートルと浮いてきて、ついには10メートル前後でアタリが連発するようになってきた。船上では、あちこちでうれしいイカシャワーが乱れ飛び、私の服もベタベタ状態。

 特にこの日はシルエットの小さい、タングステン製15号のなまりスッテが絶好調。仕掛けを「落とせば釣れる、落とせば釣れる」のまさに入れ食い状態となった。

 また、誘いのアクションは、ゆっくりとラインテンションを張った状態で、スッテを沈めていくとフッとテンションが抜け、リズミカルにチョン、チョンッとスッテを躍らせると、穂先がガツンッと入る明確なアタリが手元へと伝わり、誘ってアタリを出す。これぞイカメタル、といったゲーム性を堪能することができた。

 釣友の長岩さん、田中さんもダブルヒットなども交えて、次々とイカを掛けていた。私も胴長20センチのグッドサイズをキャッチした。そして終始アタリは止まらず、あっという間に午後11時を迎え納竿の時間となった。私の釣果は大満足の50匹。竿頭も頂き好調な状況を存分に楽しめる展開となった。

 今後も、イカメタルシーズンは始まったばかりとあって、夏本番に向け、さらに釣果が期待できる。夏は夕涼みがてらイカメタルゲームを楽しんでみてはいかがだろう。

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