フィッシングニュース
上出来デキハゼ、入れ食い150匹 ケタハゼも交じり家族4人で“夏休みの思い出” 江戸川・マルヤ遊船
2024年07月22日 04:30
社会
東京都と千葉県の境を流れる江戸川は、東京都江戸川区篠崎で旧江戸川と、千葉県市川市を流れる江戸川(放水路)に分かれる。その江戸川の新行徳橋から、下流1キロほどの間の両岸に数軒のボート店が並ぶ。
この日利用したのは、新行徳橋の行徳側のたもとにある「マルヤ遊船」。何本もある桟橋で竿を出している人もいたが、家族4人で2隻のボートに乗ることにした。といっても、デキハゼのポイントは水深1メートル前後か50センチを切るような浅場。桟橋から数十メートルで岸も近い。
最初は桟橋のすぐ近くで、ウキ釣り仕掛けとミャク釣り仕掛けを用意して4人で竿を出した。数センチのデキハゼがすぐに入れ食いになったが、竿を上げるたびに藻が掛かる。周囲を探ってみたが、どこでも必ず藻が付いてくる。この藻を取るのが厄介で、小1時間で移動することにした。
移動といっても30メートルほど動いただけで、水深も1メートル前後。竿を出してみると藻は掛からないし、ハゼの食いも活発で、ご機嫌でハゼ釣りを楽しんだ。ただ、ハゼ釣りは簡単なようで難しい、当たりの半分釣れればいい方だ。ハゼは餌を少しくわえて振り回すが、なかなかのみ込まない。当たってもしばらく待ち、持ち込むような引きで合わせる。
餌(青イソメ)もハリに通して、ハリ先を出したら、垂らしは5ミリ、この時季のデキハゼはまだまだ小さいので、垂らし部分がなくてもいい。
ともあれ、午前7時から3時間ほどの釣りで、10センチ以下のデキハゼを中心に4人で150匹。15センチ前後のケタハゼも数匹交じった。暑くなる前に上がったが、桟橋釣りでも上手な人は数釣りを楽しんでいた。
ハゼ釣りはこれからが本番。型も良くなり引き味も楽しめるようになる。もちろん晩飯は、ハゼの唐揚げと天ぷら。釣り人だけが味わえる極上の味覚を楽しんだ。
▼釣況&ボート 江戸川・マルヤ遊船=(電)090(3514)3033。
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