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釣って食しておいしい時季!ファミリー層にうってつけ「平磯海づり公園」で、秋の旬魚を楽しもう

2024年10月02日 05:30

社会

釣って食しておいしい時季!ファミリー層にうってつけ「平磯海づり公園」で、秋の旬魚を楽しもう
アジを釣り上げた小枝親子が明石大橋をバックに記念写真 Photo By 提供写真
 9月も終盤になり長く続いた夏の暑さが和らぎ、いよいよ秋の行楽シーズンを迎えた。秋の行楽といえば季節の深まりとともに染まりゆく紅葉というのも風情があって良いものだが、海に出かけるとそこには旬を迎えるさまざまな魚たちがおり、釣りシーズンでもある。釣って楽しく食しておいしい時季。そこで、今回はファミリーでも比較的手軽に魚釣りを楽しめる釣り場、神戸市にある「平磯海づり公園」を紹介しよう。(スポニチAPC・矢野 貴雄)

 「平磯海づり公園」は東西に1400メートル延びた釣台で、淡路島、明石海峡大橋を眺めながらのんびりと釣りを楽しめる。また、大阪から電車で約1時間と交通アクセスもよく、いろいろな魚が釣れるとあってファミリー層にうってつけの釣り場として人気が高い。夏休み期間中も多くの釣り人が訪れたが、涼しくなるこれからの季節が一番の楽しみ。そこで釣果も含め、今後の感触を確認するため23日に様子を見てきた。

 当日は連休の最終日で好天という最高の釣り日和で、午前10時前に着いたのだが、入り口ゲートには満席による入場制限中という表示が出ている。

 受付で聞いてみると、オープン前から長蛇の列だったそう。中に入ってみると適度に間隔を保ちつつも広い釣り場はほぼ満員という盛況で思い思いに釣りを楽しんでいる。そこでひとまず釣台監視詰所へ行き話を聞いてみることにした。

 この日はアジが全体的に好調で、他にガシラ、マダイ、ハマチ、アコウ、カワハギなどが釣れており全体的に好調という話。

 そこでいったん、1番方向(東側)へ行き順に話を聞いてみることにした。東端の1番で釣りをしていた尼崎市の村上さんによると、小アジはウキを遠くへ飛ばすのではなく足元付近で調子よく釣れているとのことで、そこから順に西へ向かいながら話を聞いたのが、大阪市の植田夫妻がカワハギを釣っていたほかに、アジやイワシも釣れている様子が見えた。

 今度は大物を狙えそうな道具を使っている人に話を聞いてみると、神戸市の高木さんがツバスとマダイを釣り上げていた。

 詰所を過ぎてさらに西へ行くと大阪市の栄君がマダイをキャッチ。さらに西へ行くと大阪市の鐘築正君がグレをゲットしていた。そこから少し行くとちょうど三田市の西中夫妻がアジを、その向こうでは尼崎市の松山君がガシラをゲットしていた。休日とあって家族連れが多く釣りに来ており、お父さんに教わりながら子供たちも楽しそうに釣りを楽しんでいた。

 このように釣り場の全域でいろいろな魚が釣れており、大物を狙う人はハマチやマダイを釣り上げているという状況で、うれしいお土産となっていた。

 釣行の目安としては、朝夕にアジが集中することが多いので早朝から狙うか、午後ゆっくりめに出かけるというのがオススメ。

 他の魚種は潮次第という部分もあり、単純に朝だとか昼だとかはいえないが、小アジの時間を中心に狙うといいかもしれない。問い合わせは「平磯海づり公園」(電)078(753)3973へ。

 ◆アクセス 大阪方面からは阪神高速・若宮インターを出て西へ約10分、姫路方面からは第2神明道路・名谷インターを出て南へ約10分。鉄道は山陽電車・東垂水駅下車、南へ徒歩約5分、JR神戸線・垂水駅下車、東へ徒歩約12分。

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